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2016年02月16日16:32

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ガルパンと戦後第二世代戦車改造

水没していた戦車を一日で稼動状態に仕上げる整備技術を持つ女子高生に驚愕させられたアニメ。変態的戦車改造王国・イスラエルのメカニックですら太刀打ちできそうにありません(笑


「大洗女子学園」は招待対象外 サッカークラブ「水戸ホーリーホック」のお知らせにしれっと「ガルパン」が混ざるのは当然の成り行きだった
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3852279


イスラエルという国は元々75mm砲搭載だったM4シャーマンに105mm砲を無理矢理搭載した実績がありますが、彼らに任せれば不可能と言われている74式戦車への120mm砲搭載も可能になるかもしれませんね。実際、もともと74式同様105mm砲搭載だったM60戦車を120mm砲に換装し、複合装甲の追加、エンジンも大幅に強化して第三世代戦車に匹敵する能力を付与すると謳う「サブラ」なる改造プランを提唱し、トルコで採用された実績があります。

もっとも、M60の方がもともと車体が大きく発展余裕があるからかもしれませんが。

このM60,卓越した火力と重装甲でソ連軍に恐れられたチーフテン、低姿勢な車体と小さな砲塔に大口径の砲を乗せたT-62などに比べ、やや地味な感じがします。しかし、チーフテンはその重量が仇となって湿地での行動に苦労し、T-62はその低姿勢による砲の俯迎角の少なさが仇となって丘陵地での戦闘に苦戦しました。M60は全高がある分車内が広く、レイアウトも人間工学的に優れ活動しやすく、走攻守のバランスが取れていました。アメリカ、ヨルダンでもそれぞれ120mm砲への換装を含む大幅な近代化プランがあります。第二次大戦中、強力なドイツ戦車軍団に対抗すべく開発されたM26パーシングを祖とする事を思うと、その息の長さは大したものです。




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