言論・表現の自由はどこに……「放送禁止用語」の厳しすぎる自主規制
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3839432
日本には、法的に禁止されている言葉というのは、ただの一つもありません。でも、法的根拠が無いにも関わらず、言葉狩りがまかり通っていることに、正直言ってぼくは、憤慨しています。
山城新伍は、生前に「現代・河原乞食考」で、
役者の世界は、今でも言い換えを是とする風潮がある。同和地区の住民を「メルヘンちゃん」、朝鮮を「プテキャン」といった具合に。
かつて江夏豊は「インコースがめくらや」と言ったが、「インコースがめくら」と言った江夏豊と、同和地区の住民を「メルヘンちゃん」、朝鮮を「プテキャン」と言い換えをする人間の、どっちが差別的だろうか?
ぼくは後者の方が、差別の確信犯だと思う。糾弾さえ逃れればそれでいいという雰囲気が、この業界にはまだまだある。これは被差別団体への表向きの面従腹背である。
という意味合いのことを書いていました。
はっきり言って、こういう言葉狩りというのは、差別を解消するどころか、言い換えることによって差別を却って陰湿化するだけです。言葉狩りをして差別が無くなったという例など、ぼくが知る限り聞いたことがありません。
もし「差別が無くなった」という例があるのなら、是非教えてください。
ログインしてコメントを確認・投稿する