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2016年01月25日08:13

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国粋主義者のヘイト行為

 琴奨菊の優勝は素直に褒め称えるし、結果的に報道が「日本出身者が10年ぶりの優勝」と報じるのも当然だと思う。しかし相撲ファンとして納得行かないのは、長年「日本人(出身)力士の優勝を(願う)」と言われ続けた事だ。

 御贔屓の、特定の力士の優勝を願うのは良い。また心の中で「日本人(出身)力士が優勝してほしい」と思うのも構わない。しかしそれを公に口にしたら、それは外国人差別だ。多くの人が「そんなつもりはない」と言うだろうが、そういう無意識に差別行為をしている事が一番怖い。たとえ悪意を持ってなくても、「外国人ではなく日本人が」という意思表示をしたら、その区別は差別なんですよ。

 大相撲では国籍や出身国と関係なく、全ての力士が「一闘士」として闘っているんです。優勝した力士が何人か、どこの国出身か等は単なるその人のプロフィールであり、どうでもよい事。本当の相撲ファンならそんな拘りはないんです。

 普段サッカーなんて観ない人が、五輪やワールド杯では目の色を変えて「ニッポンがんばれ!」と叫ぶけど、日本出身力士の優勝を願っていた人たちも、相撲ファンじゃなくて「日本ファン」(自分の国ファン)なんでしょうね。「つぶやき」でも「日本人の実力を見たか」「日本人よくやった」的な書き込みが見られるけど、何をか言わんやのヘイトぶりですね。

■琴奨菊が初優勝 大相撲、日本出身力士は10年ぶり快挙
(朝日新聞デジタル - 01月24日 17:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3818804
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