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2016年01月24日22:11

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アニメ時評291

「灰と幻想のグリムガル」

原作:十文字青。オーバーラップ文庫。原作イラスト:白井鋭利。キャラクターデザイン:細居美恵子。助監督:柴山智隆。監督/脚本/絵コンテ/演出:中村亮介。制作:A−1Pictures。異世界ファンタジー。
絵はきれい。背景はすこし粗め。ときどき動く。CGで処理。質感がある。キャラの頭身は高め。目は小さ目。動きはとてもいい。
空に見える赤いものは三日月か。
内容は、グリムガルと呼ばれる異世界に飛ばされた少年少女たちの話。
少年少女たちは自分の名前以外の記憶がない。
彼らの名前や「ゲーム」「ケータイ」という単語から、彼らが現代日本から飛ばされたと推測される。
キャラたちの能力とモンスターたちの描写がリアル。銀貨と銅貨の交換比率がTRPGの記憶を呼び起こす。
レベル1の冒険者たちの苦悩が味わえます。

5話まで。


「蒼の彼方のフォーリズム」

原作:sprite。シリーズ構成:吉田玲子。キャラクターデザイン:中野圭哉。キャラクター原案:鈴森。制作:GONZO。監督:追崎史敏。美少女ゲームもの。
絵は明るい。背景の海はCG。飛んでいる鳥もCG。キャラの頭身は高め。ときどき2頭身。目は、男子は小さ目、女子は大き目。動きはいい。
内容は、四島列島というところに転校してきた女子の話。
この列島では「グラシュ」=「アンチグラビティシューズ」という反重力の靴が実用化されている。これを履けば誰でも空が飛べる。
この靴を利用して行う「フライングサーカス」という競技の話らしい。
反重力だから宙に浮くのはいいとして、前進する力はどこから得ているのかな。

5話まで。


「亜人」

原作:桜井画門。講談社「good!アフタヌーン」。シリーズ構成:瀬古浩司。キャラクターデザイン:森山佑樹。監督:安藤裕章。総監督:瀬下寛之。制作:POLYGON PICTURES。不死身の少年の話。SF。
フルタイム3DCG。絵は明るめ。背景は深度が浅い。建物は汚されている。キャラの頭身は低め。目は小さ目。主人公とその妹は大き目。動きはとてもいい。
フルCGらしく複数のキャラが同一画面で独立して動く。キャラの顔つきは日本のアニメ風になっている。
キャラの動きはいいが、すこし軽く見える。
内容は、人類の新種と考えられる「亜人」になった少年の話。
「亜人」は即死するような大怪我をしても数分で完全回復する。身体能力は並みの人と同じらしい。
独特の声を発し、その声を聞いた人は一時的に硬直して動けなくなる。
「亜人」は国家にとって不安定要素であり、また、研究対象である。そのため主人公は逃亡せざるを得ない。
「亜人」に行くべきところはあるのか。「人」はどこへいくのか。「亜人」の存在が「人」の現在を映し出す。

継続。


今期は、異世界ファンタジーで現代日本から飛ばされるパターンが2作品、それから、フルタイム3DCGが2作品、と温故知新な要素と最先端な要素が並列しているかんじです。

フルタイム3DCGは、絵は良くなってますが、お話のほうがイマイチ。むしろ、異世界ファンタジーのほうがお話は面白そう。

次回は、プリキュアシリーズの新作で。では。
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