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2016年01月24日12:12

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「超論暴論」外論〜「準々決勝の壁」を破り、4強!さあ、リオデジャネイロ五輪は目の前まで来た!

一昨年にオマーンで行われたアジアサッカー連盟(AFC)のU-22アジア杯と韓国・仁川広域市でのアジア競技大会で、現在U-23世代の日本代表は準々決勝敗退と8強の壁を越えられずにいた。今回開催されているAFCのU-23選手権(ブラジル・リオデジャネイロ市で行われる夏季五輪の最終予選も兼ねている)では、当然ながらこの準々決勝での戦いが大きなカギとなったが、延長までもつれながらも最後はイランに3発を浴びせて3対0でその壁を突破し、準決勝への進出を果たした事で、手倉森誠監督もU-23イレブンもまずは一安心といったところであろう。
両チーム共にスコアレスで膠着状態が続き、90分では勝負が付かなかった。しかし、延長に入ってからは日本がペースをつかみ、後半途中からピッチに送り出したファジアーノ岡山のMF豊川雄太が96分に先制点を叩き出し、その後にはFC東京のMF中島翔哉が2ゴールを決める。まず豊川の先制ゴールはDF室屋成の右クロスにフリーで頭を合わせて均衡を破ったが、豊川は「動き直してDFの2人の間に裏から入り込めた。駆け引き勝ちのゴール」と語り、興奮を隠せない。一方で中島は109分にペナルティーエリアの左外から右足でミドルシュートを放ち、球はきれいな弧を描いてゴール右隅に吸い込まれた。勝利を引き寄せる追加点となった一発に中島は浦和レッドダイヤモンズのMF遠藤航に抱き上げられ、「背が高くなった」と照れる。しかし、その71秒後に中島はトラクター・サジーのGKモハマド・レザ・アクバルの位置を見ずに再びミドルシュートをゴール左隅へ運ぶ。この一発に中島は「感覚で打った」と話すが、これはさすがである。
手倉森監督は「『持久戦は日本に分が出てくる』と思って戦っていた。ものすごく疲れたが、勝って心地良い疲れに変わりつつある。最初は豊川を先発として送り込む予定にしていたが、それを翔哉に変更した。出し入れした2人が結果を残してくれたという事は、良い流れ。次の試合で勝って、リオ行きをしっかり決めたい」と興奮気味に話すが、思い通りに采配が決まった事に指揮官もご満悦であったのは間違いない。
 死闘を制し、6大会連続の五輪出場まであと1勝に迫ったU-23日本代表。次の対イラク戦で確実に勝って、リオへの切符を手にしたいところである。


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