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2016年01月21日05:36

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「超論暴論」外論〜前代未聞!芸人がプロ野球でプレーするとは…

 独立リーグとは言いながらも、芸人をやっていた人物がプロ野球選手として契約するというのは、日本はおろかアジアでも初めての事である。かつて日本ハムファイターズでプレーしたマイク・アンソニー・イースラー氏ら個性的なプロ野球選手のものまねで知られ、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」やNHK「爆笑オンエアバトル」などにも出演した360°モンキーズの杉浦双亮がこのほど四国アイランドリーグplus(IL)の愛媛マンダリンパイレーツと契約してプロへの第1歩を踏み出したが、MLBなどではキャンプ中に芸能人が1日限定で選手契約を結んでオープン戦などに出場する事はあっても、今回の彼のようなケースというのはこれまでに聞いた事はない。
 東京・帝京高校の野球部では投手であった杉浦であるが、ストレートは140Km/hでありながら、コントロールの悪さと周囲のレベルの高さで公式戦での登板はなかったという。しかし、昨秋に小学校や中学校在学時の卒業アルバムに自分の夢を「プロ野球でプレーする事」と書いてあったのを見て、「もうすぐ不惑。1度しかない人生なら挑戦したい」とILのトライアウトを受ける事にした。
 杉浦の齢ならば、もう選手としては終盤という場合が多く、彼のストレートも110Km/h台に落ちていたために受かる確率はかなり低いと思われたが、草野球で磨いた変化球とコントロールで受験生やILの現役を相手に5回6安打1失点で与えた四球も1つ、三振も2つ奪った事で試験は合格して契約と相成る。愛媛の田室和紀統括マネジャーは「真剣に野球と向き合っている姿勢を評価した。ファンサービスにも期待している」と話すが、球団との話し合いで今後も芸人としての活動も両立できるようになったというから、相方の山内崇もその点は安心している事であろう。
 「人生に不可能がない事を証明し、オヤジ世代に夢を与えるような投球がしたい」と抱負を語る杉浦であるが、年齢やチーム事情から恐らく中継ぎとしての起用になる可能性が高い。しかし、それでも彼の加入はNPBを含めたプロ球界に新たなる風を吹かせてくれる事は間違いない。できれば、1年でも長くプレーしてほしいものであるが、果たしてどうなる事か?

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