ざるそば（かわいい）・１

あらすじ最後まで書いてしまうので、読むとネタバレする。

あらすじ
主人公がざるそばの出前を頼んだらやって来た、ざるそばする（動詞）ことでざるそばが発生する、ざるそばの魔法少女のざるそば。しかし、直後に蕎麦屋のスポンサーを打ち切られて、魔法少女の資格を失ってしまう。

資格を失ったざるそばの力の暴走を防ぐためにやってくる麺インブラック。ロンギヌスの槍（フォーク）でざるそばを食べて人間に戻すように促すが、ざるそばが人間に戻るのを嫌がっているのを察して主人公は拒否。主人公の男気に共感したＭＩＢは数日の猶予を与えて去っていく。

「世界を覆う麺類の呪い」と戦う月見そばの魔法少女から、スポンサーとして悪の秘密結社を紹介された主人公。秘密結社の戦闘員だった女幼なじみの指示を受けて、ざるそばとイチャコラしつつ、スポンサー契約のための試練（麺的な悪事）をする。

しかし、甲子園デート中に、ついにざるそばが暴走。甲子園中が麺類に変えられてしまう。ざるそばのもとに向かう主人公の前に立ちふさがる、ざるそばのスポンサー契約を打ち切られた黒幕だった月見そば。麺類の呪いを断ち切るべく、主人公から奪ったロンギヌスの槍を月に突き立てるが、破けた月から現れたのは、世界の真理の第一階層である醤油ラーメンと、世界の真理と一体化して行方不明になっていたざるそばの父。

「間違って娘にざるそばという名前をつけてしまって不憫なので　ざるそばでもおかしくないように　世界を麺的な真理で覆う結社に入ってました」というざるそば父をぶん殴って、ざるそばに思いを伝える主人公。ざるそばも主人公に想いを伝えて、力の暴走も収まる。

事件が解決して、主人公のアパートに引っ越してきたざるそば。ざるそばかわいいで完。

なお、醤油ラーメンは世界の真理の中では一番の小物、月見そばはさらに深い階層で、さらなる真理（パスタとか）と戦い続けている模様。