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2016年01月17日08:28

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「超論暴論」外論〜指揮官は一転笑顔!U-23日本代表は早々と8強を決めた!

 初戦の対北朝鮮戦では先制しながら、その後は守勢に転じるというある意味で臆病な試合運びにU-23日本代表の手倉森誠監督は半分怒りの表情であったが、土曜日の対タイ戦では4対0での快勝に一転して笑顔になったのは言うまでもない。「メンバーを替えて戦い、こうやって総合力を示せた事は非常に良かったと思う」と話す声も当然ながら弾んでいた。
 中2日での試合が続く強行日程の中、指揮官は初戦から先発メンバーの半数である6人を入れ替える。その中には前の試合で決勝ゴールを決めた鹿島アントラーズのDF植田直通を温存して川崎フロンターレのDF奈良竜樹を起用、FWには初戦で出番がなかったサンフレッチェ広島の浅野拓磨を入れた。広島で昨季のJリーグ1部(J1)制覇に貢献した浅野はゴールこそなかったものの、持ち前の速さを生かしたプレーで攻撃のリズムを演出する。アルビレックス新潟のFW鈴木武蔵の先制ゴールで1対0とリードして前半を折り返すと、手倉森監督は鈴木に代えて後半からジェフユナイテッド市原・千葉のFWオナイウ阿道を投入。この起用策が2点目をもたらし、さらに浅野に代って71分から出場したスイスリーグのヤングボーイズのFW久保裕也が2得点と、指揮官の采配はズバリと的中した。久保はこの結果に「スペースが空いていたので、裏を狙っていた。初戦は点が取れていなかったので、きょうは取りたかったし、チームがうまくいけばFWも点は取れると思っていた。控えでのスタートではあったが、立ち上がりから良かったし、武蔵も点を取ってチームが良い方向に向かったと思う」と語る。
 手倉森監督は「アタッカーが点を取ってくれた。これからの戦いでみんなが勢いに乗ってやってくれれば良い」と語るが、連勝して1次リーグ突破を決めた事で次の対サウジアラビア戦での戦い方も選択肢が広がる。指揮官は「コンパクトなサッカーをする事を心がけて、短いカウンターで手数をかけない攻撃と、球を奪った後に支配する部分をうまくやれば最高の試合運びができる」との旨のコメントを出したが、試合中に不用意なミスからピンチを招く場面があった事も散見されただけに、その反省点もしっかり頭の中に叩き込まねばなるまい。次のサウジアラビアはタイより格上なので、油断すると手痛い事にもなってしまう。
 1次リーグ最後は月曜日、ここでしっかり勝って次につなげたいが果たしてどうなる事か?手倉森監督の手腕に注目が集まる。

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