世界遺産の古都に聖戦士がやってきた

今日は渋谷ユーロスペースで「禁じられた歌声」を観てきました。

監督：アブデラマン・シサコ

配役（役名）：イブラヒム・アメド・アカ・ピノ（キダン）、トゥルゥ・キキ（サティマ）、ファトウマタ・ディアワ（ラファトウ）、イチャム・ヤクビ（ジハーディスト）他。

舞台は西アフリカ・マリ共和国の世界遺産に認定されている古都トゥンブクトゥ。
イスラム教を信仰し、穏和な人々が住む町にイスラム過激派がやってきて、彼らが定めた法律で市民たちのささやかな楽しみを根こそぎ禁じます。

主人公であるギタンは幼い娘が牛に水を飲ませに川へ連れて行ったところ、漁師が牛を殺してしまい事件に発展してゆきます。

慎ましくも平穏な生活を送っていた人々が、後からやってきた暴君によって横暴の限りを尽くされる不条理な光景が描かれています。

歪んだ信仰は恐ろしいです。

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http://kinjirareta-utagoe.com