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2016年01月14日19:42

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「超論暴論」外論〜後半に再三のピンチを招きながら、何とか北朝鮮を下す!

 先制点は試合開始から程なくして、右のCKから鹿島アントラーズのDF植田直通が右足のボレーシュートで突き刺したゴールであった。その1点を最後まで守り切ったU-20日本代表は北朝鮮代表を下し、幸先良いスタートを切ったかに思われたが、指揮官である手倉森誠監督は機嫌の良くない状態で次のように語っている。
「チームが固く、その中で勝てた事は非常に大きかった。これ以上悪い試合はないと思うし、後は自信を持って戦わせたい。彼らは自分たちの球を握る部分で少し臆病になった。先制点が早すぎて意識が守備のほうに行ってしまったが、もう少ししぶとく戦える準備をして自分たちが球を握るための準備をしたい」。
 初戦の重圧を感じた日本は臆病になって積極性の欠如が散見していたが、指揮官はそれが気に入らなかった。確かに相手は強敵の北朝鮮であり、勝たねばならない事はわかってはいるが、そうとは言っても過度の守勢は少々考えものであろう。手倉森監督はそこを指摘し、「臆病」という言葉を使ってイレブンを奮起させたのであろう。確かに試合開始から20分経ったあたりからは徐々に主導権は北朝鮮に移り、後半は再三にわたるピンチを招いた。シュート数を見ても北朝鮮のそれが日本を多く上回っている。それを考えれば、日本が初戦を落としていてもおかしくはない。
 とは言え、主将で先日湘南ベルマーレから浦和レッドダイヤモンズへと移籍したMF遠藤航は「全体的に距離感が悪くて球が回らなかったが、とくに終盤は『1対0でしっかり勝つ』という事も頭に入れながらプレーをしていた。もちろん2点目を入れる事ができれば理想的な展開でがあるが、それができない時はしっかり守る。そういうところは、チームとして意思統一ができていた」と語る。反省点は山積しているものの、それでも勝点3を得られたのは最低限の事ができたと言って良かろう。
 次は土曜日に対タイ代表戦を控える日本代表。日程的にはきついものの、それを乗り越えて連勝してほしい。

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