mixiユーザー(id:4928124)

2016年01月11日17:55

345 view

「超論暴論」外論〜「新装」ジャイアンツ三軍、今季は台湾遠征も!

 5年前に「第2の二軍」という名で三軍組織を立ち上げた読売ジャイアンツは、2年間にわたって実戦経験に乏しい若手や育成契約の選手を中心にした構成で、福岡ソフトバンクホークスの三軍や独立リーグといったプロ、そして社会人や大学の野球部やクラブチームを相手に他流試合を行なってきたが、試合を重ねていくうちに様々な問題が表面化したために、1度この「第2の二軍」を中止する事にした。しかし、三軍組織を中止した事で再度実戦経験に乏しい選手の扱いに窮したジャイアンツの球団側は、今度は正式に「三軍」の名で復活させたが、その具体案が徐々に明らかになってきている。
 育成選手中心に、支配下選手でも実戦経験に乏しい選手を加えて編成するところはこれまでと同じであるが、今季は予定している90試合の中に台湾への遠征を組み込むという。時期は水無月を予定しているが、球団側は「先週火曜日に台湾側から試合を受け入れる旨の返事をいただいた。台湾はNPBやジャイアンツが好きな人が多く、ホークスの王貞治球団会長の『伝説』も残っている。うまくいけば、毎年遠征しても良い」というコメントを出す。
 台湾での対戦相手はCPBLの球団ではなく大学や社会人のアマチュアチームが相手というが、もちろんCPBLの交流も行うという。このオフに台湾で行われたアジアウィンター・リーグではジャイアンツから選手を派遣し、台湾のアマチュア選抜も参加した事でパイプができ、アマチュアとも対戦した若手や育成もいるが、遠征費用が琉球へ行く場合と変わらないため、海外とは言っても結構リーズナブルというのが良い。ホークスの三軍も韓国遠征を行なってKBOの二軍戦に参加しているが、今後三軍を編成する球団があれば、この傾向はさらに進むと思う。
 日本国内でも対戦相手を募り、こちらから出向くビジター形式での試合を行うというジャイアンツの三軍であるが、三軍と言ってもプロであるから、アマチュアにとっても格好の胸を借りる相手となる。互いに実戦を通して実力を上げていく事は相乗効果をもたらす良い方策であるが、できればこれが他球団にも広がってほしい。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する