戦場に散った教え子たちに捧げた桜花

今日は横浜ジャック＆ベティで「陽光桜」を観てきました。

監督：高橋玄

配役（役名）：笹野高史（高岡正明）、ささの翔太（高岡正明青年時代）、的場浩司（高岡正堂）、宮本真希（高岡恵子）、長谷直美（会田キヨ子）、野村宏伸（近藤太一）、川上麻衣子（近藤静香）、風祭ゆき（高岡艶子）、津川雅彦（農林水産次官）他。

ベテラン脇役俳優の笹野高史が初の主演をつとめた作品です。

愛媛の農業家で新種の桜”陽光”を育てた高岡正明氏の半生を描いた作品です。

青年時代は教員をつとめていた正明。
時代は太平洋戦争のまっただ中で、教え子たちを戦場に送りだしたものの、帰ってきたのはたったの１人。
正明は命を落とした教え子たちを思い、戦乱のない世の中を夢見て、どんな気候の土地でも花を咲かす新種の桜の開発に乗り出します。

時代はくだり、仕事の大半を息子に任せ、一風変わった農業家として身内たちの心配をよそに、自分の思うがままの正明をコミカルに演出しています。

やりたい放題の父のツケを支払うばかりの役回りを的場浩司が好演しています。

喜劇仕立ての楽しめる作品に仕上がっています。

公式サイトＵＲＬ
http://www.movie-yoko.com