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2016年01月10日17:07

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人生を決める人

40年前、大学4年理工学部(数学科)のこの時期、
卒業論文も終え、卒業を迎える頃。

私は、必須科目「特殊関数論」の一教科のみ
単位が取れていなかった。
何度再試験を受けても不合格の結果であった。
このままでは卒業が出来ない。私は、もう一年
頑張ろうと思っていた。
・・・・?思うのは勝手ですが、
1年頑張っても単位が取れる保証もなく、
もう能力の限界です。
どうしょうか? 悩む毎日であった。
もしかして、退学? 不安だなぁー(長音記号1)
その時、実家の母から下宿に電話があり、
至急、ゼミの○○教授に電話をしなさい。
との電話があり、わかった!今すぐ電話するよ。

教授に電話すると、君は何を考えているんだ。
卒業出来ないじゃないか!と叱られ、
留年をし、もう一度頑張って特殊関数論の単位をとります。と返事すると! なに言っているんだ!
頑張って単位取れる教科ではない・・
そして1年間の学費はどうするんだ・・・!
またまた叱られ。
私が、特殊関数論担当の教授にお願いするから、
1月○日にその教授の所へ行きなさいと言われた。
その教授の所へ行くと、課題レポートを1月▽日
までに提出しなさい。その時、助かった!・・と思いました。
めでたく、4年で卒業が出来て、そして35年間
高校の数学教師として勤めあげることが出来ました。
もしその時、配慮がなかったら?
留年、退学?・・・・・人生を決めてくださった教授
ありがとうございました。
その後の先生はご健在でしょうか?

先生は、人の人生を決める重要な職業だと思う。
少しの配慮、これが大切だと思う。
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