銀行のATMで暗証番号を入力するとき、最近では「数字を並べ替える」というボタンが表示されるようになりました。指の動きから暗証番号を見破られるのを防ぐためでしょう。
何回か並べ替えをしてみたところあることに気がつきました。並べ替えられた数字は完全にランダム(ばらばら)になってしまうわけではなく、続く数字がなるべく隣り合うように配慮されているのです。
完全にばらばらにしてしまうと見にくくわかりにくくなって、使い勝手が悪くなったり入力に時間がかかって行列ができてしまうなどの弊害があるのでしょう。
こういうのは人間工学の研究成果なのでしょうか。それと、こういう制限された並び順を生成するアルゴリズムがどうなっているのか気になります。今度ちょっと考えてみよう。
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