難しい問題である

■小学生が痴漢に遭っても大人に言えない…加害者をかばう風潮はなぜなのか？
(ウートピ - 12月25日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=184&from=diary&id=3777295

別に加害者をかばっているわけではないと思うんだけどね。
痴漢は犯罪だ、人権や倫理を度外視した卑劣な行為だ。
ただまあ、どうも痴漢行為と同時に痴漢冤罪というのが多い。
多分それが一因しているんじゃないかなと。
去年の春ごろにやってた金スマで見たけど、痴漢冤罪にあってやっとこさ無罪を勝ち取ったと言う男性の話を聞いて身震いした。
話によると、一方的に痴漢をやったと言われ、なすすべもなく有罪判決を下され、妻が｢夫はやってない｣と言っても警察は｢前科の一犯位誰にでもある｣とけんもほろろ。
会社も辞めさせられ、無罪を確定する為に奔走するも中々上手くいかず、男性は子供と一緒に無理心中未遂まで起こそうとしてしまう始末。
そんな苦しい苦しい状況を二重三重繰り返し、漸く無罪判決をもらった、との事である。
何度も言うが嫌がる女性の体を触るなど言語道断……なのだが、この状況を観てみると、どうも痴漢された女性の苦痛よりも痴漢冤罪を受けてしまった男性の方が物理的にも精神的にも圧倒的に辛い、と感じてしまう人が多いのではないか??と思う。
ならばにっくき敵は本当に痴漢をしている奴らだ!!とは言ってもそういう人を断定して捕まえるのは、中々難しいという現実もある。
そういう状況が｢じゃあ女性が過剰に反応しなきゃいいじゃん｣という考えを持つ人も生んでいるのではないかと考える。
特に男性には多いだろう、なんせ上記のような事が起こる可能性が自分にも存在してる+体を触られるのが嫌だと言う女性の心理を理解できないのだからね。

個人的にはまず痴漢もそうなんだけど、痴漢冤罪ってのを無くすべきなのではないかと思う。
痴漢冤罪を無くし、本当に痴漢を犯した人を捕まえる、これがとりあえず｢痴漢を完全に否定的に捉えられるようにする｣道しるべなのだと思う。

う〜ん、でも難しい問題だよね、これは。