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2015年12月22日11:47

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格差社会の底辺から

 格差社会の底辺に鎮座しているしがないサラリーマンでしかない僕ですが、持論としてサラリーマンは労働力を会社(経営者)に売っている立場だと言う考えを持っています。
 その考えに立って見れば、今回の企業の中で発生している格差の問題も意外と簡単に理解できるんじゃないかと思うんです。
 例えば、あなたが晩ご飯を食べにマクドナルドに行ったとします、注文したのはチーズバーガーのセットでポテトとドリンクが付いて500円だったとします。
 マクドナルドと通りを挟んで向かい側には観光ホテルがあります、その中にはレストランもあります、そのレストランをディナーで利用するとコースが1人前で1万円くらいです。
 マクドナルドさんは言います「どうして同じ『晩ご飯』を提供しているのに向かいのレストランは1万円も貰えてウチは500円しかもらえないのか」と。
 だけど、そんなの当たり前ですよね、残念ながらマクドナルドさんのチーズバーガーセットには500円程度の価値しかないってことです、そのチーズバーガーセットを1万円で買ってくれる人はいないってことです。
 向かいのレストランはコース料理に1万円の価値があるってことです、その価値を認めてくれる人がいて、1万円でディナーを食べてくれる人がいるから1人前1万円でやっていけている訳です。
 これを会社とサラリーマンに置き換えて見たら、多少わかりやすいんではないでしょうか。
 社長としては、マクドナルドさんの仕事には500円の価値しかないと思っているので、当然マクドナルドさんの仕事には500円しか払いません、ですが、レストランさんの仕事には1万円の価値があると思っているので1万円を払います。
 同期の社員と格差がある、と言われても、マクドナルドのチーズバーガー程度の仕事しかしてないのにレストランのディナーコース並の給料を要求する方が、どうかしていると思うんです。
 病気や障害で思うように働けない、シングルファザーやシングルマザーで働き方に制約がある、そう言う理由がある人が格差の底辺になってしまわないようにしないといけないとは思います。
 だけど、普通に働いている人の中で起きる格差は仕方ないと思うのです、僕はマクドナルドのチーズバーガーにも遠く及ばない程度の仕事しか出来ないサラリーマンなので、当然、凄まじく安い給料で働いています、でも、それって当たり前なんじゃないですか?
 いくら同期って言っても仕事の出来る人とできない人で格差が生まれるのは仕方ないことです、例えば日本ハムファイターズのハンカチ王子(斎藤佑樹)とニューヨークヤンキースのマーくん(田中将大)では、だいぶ格差がありますけど、誰も不思議に思わなくないですか?
 それともハンカチ王子はマーくんと同い年なんだから、同じだけ年俸をもらうべきだと思いますか?

▼大企業で「同期の年収格差」が広がる 750万円に達する例も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3770046
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