2015.12.19 於:みなとみらいホール
(前半)
ロベルト
トランペット協奏曲<Tokyo Suite> 世界初演
(後半)
ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調(合唱)
指揮:大友直人
ソプラノ:青木エマ
アルト :小川明子
テノール:錦織健
バス :宮本益光
合唱:東京音楽大学
コンマス:木野雅之
いつの間にか今年もあと10日あまり。慌しさといったら第九、と言うことで、格安のジュニアシートが取れた娘と、買い物客と観光客でごった返すみなとみらいへ行ってきました。
前半のトランペット協奏曲は、映画やアニメ音楽を多く手がけるガブリエル・ロベルトによる旅人(外国人)の日本(東京)訪問を幾つかの象徴的なシーンで作り上げた表題音楽的な作品。都会的であり静謐な日本的でもある心象がトレンディードラマのように洗練された音楽で軽快に展開します。かなり「カッコイイ」曲でした。
後半の第九は1〜3楽章がサラッとしたイメージ。逆に4楽章は重厚で輝かしく、特に今年はオケ=抑え気味、合唱=MAXといった感じもあり、より祝祭的な感じが出ていました。(ソリストが中段のオケと合唱の間に入る構成も一体感が増して好きです。S席の方には最前列に立つより声の届きが悪そうですが・・)
木野さんは健在でしたが、ヴァイオリンに僅かな乱れや弱さが見られました。東京音大の合唱は大人数で安定しており来年がまた楽しみです。
第九が終わると、いよいよ年末です。年賀状・・・
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