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2015年12月09日18:45

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平和の砦575交心sk0902『 光あれ念じ念じる冬紅葉 』

■「ブタ1名確保」「お前は犯罪者」辺野古でエスカレートする機動隊らの言動
(dot. - 12月08日 11:51)
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 平和の砦575交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★




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★ 平和の砦575交心sk0902

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  光あれ念じ念じる冬紅葉

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 <一に曰く、和を以て貴しと為し、忤サカふること無きを宗とせよ。人皆党タムラ有り、また達サトれる者は少なし。>


古い話ですけれど、憲法十七条の第一条の条文です。
 日本が中国の影響から自立して、独立国家として存在しようとした時代の日本人の知恵だと思ってもいいようです。それは海洋民族として小さな島国に生きる民族の、縄文時代より培われてきた古代の日本の風土に根ざした知恵と文化であろうと思います。

 風土も生活様式も氏神も文化もそれぞれ違う部族連合を、武力の争いに拠らず、対話し、合議することで、統一国家を創造しようとする方便でした。
 倭国大乱の後、卑弥呼を立てて連合国家を形成した邪馬台国の歴史に学んでの方便でしょう。

 実際には、武力抗争によって、統一国家日本は成立することになりましたが、十七条の憲法の理念は、その思想性と文化と和の知恵として、政治的にも日本人の心性としても、伝統的に継承されてきていると思います。




 十七条の憲法の精神は、根源的に現代思想の民主主義の理念を原理的に具体的に描いています。

 <和を以て貴しと為す>は絶対主義的な天皇制の下では、天皇は神聖なものだから、すべては天皇の言葉に逆らうことなく、和して順えという命令に悪用されてきました。民主主義も悪用すれば、全体主義になってしまいます。


<和を以て貴しと為す>は、人間は、本当に聖人のように悟った人はいなくて、我欲の塊のようなものだから、強い者が党派を組んで、武力をもって我欲を満たそうとする。だから、争いごとは一切止めて、それぞれの意見を出し合って、ちゃんと話し合いで決まったことを守るようにしなさい。けっして、武力抗争で決めてはいけません、ということを宣言しています。


 日本国憲法前文と第九条の平和主義の理念と同じものだと思います。
 縄文時代以来の日本人が生きてきた日本人の心性でしょうし、人間らしさを大切にする知恵と文化の伝統でしょう。
 第十七条まで、その合議制の理念の内容を具体的に規定しています。



 失うものをたくさん持った人たちは、自分たちの財産と安全を保護してもらうために、強力な武力で、国家から、財産と安全を守ってもらいたいと願ってきたでしょうけれど、その強力な武力抗争や、戦争で、庶民は家族を失い、財産を失い、自分自身の命を失ってしまうんです。それが歴史の繰り返してきた戦争の実態です。
 そうならないように、十七条の憲法は、決して、武力抗争で、国のあり方を決め手はならない。知恵を寄せ合って、話し合いで決め、決めたことは守れといっているのです。

 安倍政権は、沖縄の人たちの声を、話し合いを求める願いを、武力で、弾圧しています。
 自分たちの我欲の党派を絶対化して、国民を服従させる武力行使と、威嚇、強迫をあらゆるところで行使しはじめました。
 言論弾圧はもう言語道断の犯罪性を呈してきました。



 沖縄の人たちに対する人権蹂躙は、もう、見過ごすことができません。
 ひとり一人が、自分のこととして、人権蹂躙に対して、糾弾する声をあげ、主権を行使する時だと思います。



 光あれ念じ念じる冬紅葉    仁

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