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2015年12月05日10:35

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シラー

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%BC

これは、シラーのウィキペディアだが、けっこう、歓喜の歌の由来に詳しい。
この歌は、
1785年に、シラーが、自由賛歌として書いた。
そして、ラマルセイエーズのメロディーで歌われた。
1803年に シラーは 歓喜の歌として書き直し、
1822年に ベートーベンが作曲した。

この歌を書いた時のシラーの恋人は、妻のシャルロッテとは
別のシャルロッテで、ケルナーという、彼のファンが
文無しの彼を救って厚遇してくれたのに感動して書いたそうだ。
このケルナー氏についての日本語のウィキペディアは無い。

1759年生まれのシラーは、田舎の軍医の息子らしい。
勉強家で、歴史、哲学、評論も一流で、医者の資格も取った。

同時代のカントも研究した。
31歳で24歳のシャルロッテと結婚し、
1793年に長男カール、
1796年に次男エルンスト、
1799年に長女カロリーネ、
1804年に次女エミーリエが生まれる。
1805年 死亡。
15年間の結婚生活中は、病気に悩まされ病死する。
1794年にゲーテと意気投合し、
ゲーテは シラーの骨をこっそり持ち出すほどだった。

日本語に直そうとすると、悩むが、英語では、はっきり、
ドランクという単語になっているから、
この歌は、酒を飲んだ喜びの歌のはず。

やっぱり、ビールの大ジョッキを手に
歌ってるイメージになるねえ、ドイツと思うと。
しかし、もともとは、フランスに寄せた歌だから、
最後のほうには、ぶどうも出てくるし、
けっこう、ワインかもしれん。

それとも、飲むという言葉は、
運命の杯を飲み干す、あたりのイメージか?

モデというドイツ語のニュアンスも難しそうだが、
英語では、ファッションにしてある。
一つになるは、ユナイトで、「万国の労働者よ、団結せよ」と同じだ。

幸いだ、は、フォーチュネットで、優しい妻の優しいは、フェア。

この詩には、神様が、あちこちに出てくるし、
天使も出てくる。
ケルブというのは、
エデンの園に人間が入らないように
見張りについた天使でなかったか?

しかし、恋人のいない人が この歌を歌うのは
辛くなりはしないかな?
それとも、「よおし、いつか、きっと恋人を持つぞ!」と
かたく決心しつつ、歌うのかな?
ひとりぼっちの人間は、泣きながら そっと出ていくなんて、
けっこう、残酷な歌だ。
これは、バイブルの文章の影響だと思う。

私は、過労の妻によりかかって、成功者を自認してる男より、
きちんと、自分の世話は自分でやって、一人で生きている男の方が
ずっと好きである。

シラーの長年の病とは 何だったのか?
医者であった彼のことだから、
当時、どうしようもない病気だったのだろうけど。
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