他の方も書かれていたので、調べてみたら、
「見切れる」と言う言葉が、最近は逆の意味で使われているということで、困ったもんです。
http://s.ameblo.jp/digitalevent/entry-11359399735.html
その業界、その業界で、業界ごとに業界言葉と言うのがありますが、
はっきり言って、業界人でもないのに使うのはどうかと思います。
少なくとも、業界人の前で業界言葉を使うのはやめた方がいいです。
この、「見切れる」と言う言葉のように、
本来とは逆の意味で使われてしまうと、
混乱を招くだけです。
また、「何知ったかぶりしてんだか」と、
内心馬鹿にされます。
「見切れる」に関しては、
略した形で「見切れ」と言うのもあります。
これは、例えばドラマのスタジオ撮影などで、
カメラ割りによっては、セットの壁が足らずに、スタジオ内が写ってしまう場合など、そこを隠すために、そのカットの時だけ、一時的に壁を足したりします。
この時、用意する壁は「見切れ」用の壁、となる訳です。
要するに、写ってはいけないもの、つまり、見切れてはいけないものを隠す為の壁、ということです。
で、現場では略して「次のカット、見切れ用意して下さい」なんて言ったりします。
この場合の「見切れ」とは、
その隠す為の壁のことを指す訳です。
もし、逆の意味で理解していたら、全く意味が分からないでしょうね。
確かに、「見」「切れる」、という文字をそのまま受けとってしまうと、端っこが画面からはみ出して切れてしまう、と言う意味だと思えるかもしれません。
が、逆です。
見えなきゃいけないものが見えなくなる、
のではなく、
見えてはいけないものが見えてしまう、
ことを「見切れる」と言うのが、
正しい使い方です。
そう言えば、諺なんかでもありますね。
「情けは人の為ならず」
これを、文字通りの意味として受け取り、情けをかけることは、その人の為にならない、なんて、いやいや、それじゃ芸が無さ過ぎでしょ。
諺と言うのはだいたいが、そこに深い意味があって、戒めとなるもので、だから、なるほどねえ、と説得力を持つんです。
人に情けをかければ、優しくすれば、いずれその情けが、優しさが、自分の元へと還って来る。
先程シェアした、タイのCM、正にあれがそうです。
困ってる人がいたら助けてあげる。
そうすれば、自分が困った時には、きっと誰かが助けてくれる。
だから、人に優しくしましょう、助けてあげましょう、そしたら自分も心穏やかになれますよ、ってことなのに、全く逆の意味合いになってしまって。
業界用語だって、そこに物語りがあるんです。
例えば、ツェー万、ゲー万は音楽業界用語から、逆さ言葉は、今で言う情報漏洩防止から、イントレは映画「イントレランス」から、セッシュウは早川雪洲から、てな具合に。
一つ一つの解説はしませんが。
だからなるべく、上っ面だけの知ったかぶりで、業界用語を使うのはやめといた方が賢明かと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する