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2015年12月03日17:50

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化血研に厚労省が立ち入り調査 血液製剤不正

■化血研に厚労省が立ち入り調査 血液製剤不正
(朝日新聞デジタル - 12月03日 13:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3742131

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厚生労働省は3日午後、熊本市北区の化血研本所に立ち入り調査に入った。化血研の第三者委員会の報告書で指摘された問題点などを確認したうえで、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反で行政処分をする方針。

 午後1時ごろ、厚労省の職員5人と独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の職員1人が本所に到着。スーツケースを引きながら、次々と建物の中へ入っていった。

 2日の第三者委員会の報告を受け、化血研本所の正門前には3日朝から多くの報道陣が集まり、警備員が待機場所に誘導するなどして対応した。昼休みには職員が報道陣の様子を遠巻きに眺めていた。(石川春菜)
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新聞によれば、単に偽っただけでなく、その報告書の偽装もかなり凝っていて、紫外線を当てて古く見せるようなことまでしていたらしい。

偽装、虚偽が全く皆無ということはないらだろうが、それゆえに、それを行うものは、cross the line を正しく判断できるものでなければならない。

これは計画上の締め切りと本当の締め切りの関係にも似ている。漫画家や作家などでは計画の締め切りさえ死守する人もいれば、本当の締め切りにぎりぎりとういう人もいる。

手塚治虫などもそうであって、しかも、本当の締め切りにさえ第一回、第二回、、、と第五回目くらいまであったらしい。

当然ながら違法に近くなればなるほど Cross the line の判断は厳密になってくる。たとえば道交法もそうであって、警察だって建前だけでなく、現実に沿った運用をしている。

しかし建前を低くして、現実は見なかったことにする方が、運用上は都合がいいことは予想に難くない。そのなかでも、 明らかにダメと言う場合と、これはまぁ次からはね、という使い分けが必要だが、これはかなりの高等な人材が必要である。

それが低級になってしまえば、恣意的な運用、つまり権力機構側の腐敗とすぐに結びついてしまう。賄賂の問題が国内で底辺でほとんどないのは、ひとつには十分な給与を与えていること、次にそれらの罰則が厳しいこと、さらに、人材のモラルがハザードしていないことが挙げられるだろう。

しかし高級官僚であれば、もしかしたら腐敗は蔓延しているかも知れない。陸海軍の上層部に無能が多く、ほとんど、現場の兵隊だけで戦争を遂行したあの戦争のことを思えば、それは想像に難くない。

ということを踏まえてゆけば、この企業の不正は十分に cross the line しているわけであり、しかも薬害エイズの被告でさえあったらしい。これはもう許容の範囲を超えているだろう。これが初回ではないこと、過去からずっと不正を続けていること、何度かの告訴によっても修復されなかったこと。

見せしめのためにも厳重に罰するべきである。どれくらいがふさわしいかと言えば、僕は死刑に処すべきだと思うが、法律上ないのなら、仕方がない。刑事は50年程度の刑務所と民事は一家離散するくらいの損害賠償を下すべきだろう。

それは行ってきたことが悪質なだけではない。社会的正義の回復、同様に悪質な企業に対する見せしめである。見せしめの良い所は、他への無言の圧力になることである。その悪い点は、一度歯止めが聞かなくなれば、どんどんエスカレートしてゆくことである。

オウムに対して、国家反逆を適用しなかったのも、そのあたりを重々承知しているからだと思う。

そういう運用は大変に難しい。そういう状況から如何に回復するかは、ある意味で世論に忘れてもらうしかない所があって、そういうものに対して、平常運転に戻すノウハウというのは、やはり各省庁はよく知っているだろう。

それでもトップに立っている老人など、こういう時によく燃えるように置いておく枯れ木みたいなものだから、遠慮せず躊躇せず、存分に重罪に処してやってほしい。

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