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2015年11月28日05:32

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commmons cchola バッハ編 電子版Part5

これは、以前にメモしておいたのを、ここに掲載するのを忘れていたようです。
とっくに載せてる、と思ってたので、後から書いた方を先に乗せてしまいました。
あと、♪4については、書いた、と思っていたのがまだでした。
明日はこちらについて書きますね。

♪3マタイ受難曲BWV244〜第二部題54曲・コラール「血潮したたる、傷だらけの御頭」
バッハの3曲の受難曲の中で、これが最高峰と言える。民衆の歌っていた讃美歌だけど、声楽曲の結晶のような曲。キリストの一生についての、宗教的な物語。
この頃、北の蛮族であったゲルマン民族は、歌に3度や6度のハーモニーをつけて歌っていたが、それはキリスト教の、一神教的ではないので、ハーモニーが禁止されていた。でもその後、5度や4度、特に5度は完全5度と言われて、神のように
透明に響くので許可された。2、3、6,7度は不協和音とされるほど、響きに対する宗教的な縛りが厳しかった。
多声的なものに魅かれるゲルマン民族の組織性を感じる。
この録音では、現代にはないロマン派のテンポ感に触れられる。
最近は、音楽史研究によるオリジナルの演奏が流行っているけど、完全にはオリジナル演奏って究明できないのだから、創造的誤解でいいから、歴史に残る名演奏を
やってもらう方がいい。
メトロノームのような、外側からの基準が必要なはずのオーケストラや合唱にまで、個人の感覚でテンポが揺れる演奏を強制して、作っていく。19世紀的。

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