グラスホッパーとガンダム、2週間に観たんだけど感想書くの忘れてた。まあ、短いんだけど……。ガルパンとハーモニーのネタバレするので未見の人は注意。
■グラスホッパー
普通の面白さはあったんだけど、いつもの伊坂幸太郎原作の映画のなかでは、いまいちな方かな……。主人公ががっつり反撃しないのでカタルシスが生まれないのが痛い。ラストのエピソードもパンチが弱くて。ゴールデンスランバーが良かったのですよ。
■ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア
なんとなく、一作毎にTVサイズで4話分と思っていましたが、違いますね60分なので3話分弱ですね。今回キャスバルとシャアの入れ替わりまで話が進まなかったので、本編前の話はやっぱり4部作になりそう。12話、1クール分か……長すぎるよ……。とはいえ、今回は地上に降りた兄妹が再び宇宙に上がってシャア・アズナブルと出会うまで（もうちょっと先まで進むけど）。長さを感じさせず、あっという間の1時間でした。CGのモビルワーカーはぐりぐり動いて違和感も無し、今後のMS描写に期待が高まります。ロリセイラ可愛いなあ。
■ガールズ＆パンツァー劇場版
OVAがアレな出来だったので心配していたのですが……蓋を開けてみたら、TV版以上に凄い傑作が出来上がりました。戦車戦は、アバン（というには長い）の大洗・知波丹連合VS聖グロ・プラウダのエキジビジョンマッチと、大洗学園の廃校撤回を掛けた大学選抜チームと大洗・黒森峰・プラウダ・聖グロ・アンツィオ・知波丹・継続の大連合との戦い（連合つうても、みんな大洗に転校してきたので、名目上は大洗女子単体だけど）。ただでさえ多い登場人物をさらに増やしてどうすんだと思っていましたが、ちゃんと増えた面子もそれぞれ個性を発揮（まあ敵側はそれほどでもないけど）しつつ、かつ各陣営の戦車もそれぞれ見せ場を作り派手に豪華に散ってゆきました。なんせ30vs30の殲滅戦ですからね。今回はあらゆる戦車がドリドリにドリフトし、撃破時はど派手に大回転してました。やりすぎだ！w 新しく登場した戦車は、味方陣営が知波丹の九七式と聖グロのクルセイダーと継続のBT-42。大学選抜の主力はM26パーシング、他にもセンチュリオン、T28重戦車とカール自走臼砲（天体望遠鏡じゃないんだよ！）。大戦力で攻勢をかける大学選抜に対し、あの手この手の奇策で反撃する大洗連合。ちゃんと笑いどころもふんだんにあって、TV版で好きになった人が大満足する超傑作になっていました。絶対観るべき！ 今年観た洋画邦画全部合わせても一番面白かったです。（次点はここさけかな）
■劇場霊
最高につまらなかったです。
■ハーモニー
SFなんですけど、絃楽的で嘆美で百合でまったく性に合わん作風だなーと思ってましたが、ラストシーンの「私はあなたを愛している」、だから殺す、というのにぐぐっと来ました。そこだけは良かった。
あーガルパン楽しかった。それだけで今日は幸せです。水島監督がんばった！ そしてカトキがいかに駄目かということが改めて分かってしまった……。メカだけデザインしていてくれえ。
ログインしてコメントを確認・投稿する