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2015年11月19日17:20

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住めばみやこ? 趣味関係の友人

和歌山に引っ越して、はや1年あまり。
mixiもご無沙汰。
(時々、フェイスブックや山岳会のブログに短文を書いていた)

その間、会社のこと、相続(フィナーレに入った!)、足のケガやら、いろいろとあった。

「住めばみやこ」的な面もあるが、東京生活との一番の大きな違いは、ズバリ「友人関係」である。
ほぼ20年、人生の約半分を東京で暮らしていた。

趣味だけに限定しても、
哲学、
ドイツ語、
クラシック音楽の友人、この辺りの友人が和歌山にはいない。

試しに和歌山大学のシラバスを調べても「哲学概論」くらいしかない。
放送大学のラジオ放送を録音して、ジムや散歩の時に聴き糊口をしのぐ。(笑)
恩師の山口一郎先生や佐藤先生の声が。

クラシックも和歌山では第九や室内楽くらいで、大阪でも東京のようなわけにはいかない。
読響もないし(笑)、いいオケが来演したとしてもプログラムが「新世界」とか、かなしいのである。

この年末も「マタイ」を聴きたいな〜と思って調べたが、第九ばかり。
BCJの公演も東京と埼玉のみ。(泣)
BCJのマタイはほぼ毎年行っていたので、残念である。
僕の一押しのキーランドは元気だろうか?

地方にいる方が、積極的にアンテナをはるというか、大フィルの会員にでもなった方がよいのかもしれない。

一番最後は、7月の宇野功芳/大阪交響楽団との「第九」で、
この時は、終演後、宇野先生とむかえのホテルで少し話すことができた。
「腰がつらい」と仰り、第九も途中から椅子にすわっての指揮だったが、演奏は宇野さんの第九の集大成だった。

ドイツ語の劣化が甚だしい。
近くの和歌山城で会うのは中国系が多く、ドイツ人夫妻と一度だけ会った。

東京ドイツ文化センターが恋しい。

以前のように友人と読書会もできないので、最近はスピノザの「Ethica」の羅独を舐めるように進めている。
ラテン語はもう忘れているが、エチカのドイツ語ならOKだ。
内容は死ぬほどむずかしいが、人生で一度はじっくり取り組みたい本の一つだったので、
大いに勉強になる。

佐藤優は、ムネオ事件で服役中、ヘーゲルの「精神現象学」を読んだそうだが、
今の僕ならスピノザ一択だ。なぜか惹かれるものがある。
(セカンドチョイスは「判断力批判」)

***

友人関係について嘆いたが、大いに救われているのは登山関係の友人。
この引き出しがあったおかげで、山関係の友人が増えた。
その人たちと山に行き、帰りに飲みに行くことが一番リラックスする。

買い物もディスクユニオンと神保町の本屋と石井スポーツが近くにあれば...。
Amazonがあるので、大きな不自由はないが、書店で実際にいろいろ手にとると思わぬ発見や拾い物もあるわけで。
逆に言うと無駄使いは減ったかもしれない。
研究会なんかも東京だと多いし、そういう場での情報交換というのも貴重だった。

いやはや日本の東京一極集中を肌で感じる日々である。

いろいろ書いたが、山関係の友人が一番有り難い。
今夜は久しぶりに山岳会のミーティングがあるので、上記したためた次第。

***
今後の期待は、上岡/読響の第九とI・ファウストのブラームスのコンチェルト。

PS:そういえば、今月上旬母と母の友人を近くの小山(200m)に連れて行った。
3時間かかった。(笑) 画像はその際の風景
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