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2015年11月12日18:05

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同居賛成派

「育休は甘え」なのか? 非正規も正規もゆれる育休問題
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=136&from=diary&id=3708726


概ね異論はないのですが・・・
幾つか引っかかるところがあったので雑感を。


まず、「お互いがちょうどいい距離感」についてです。
これが介護や育児との距離感なら分かりますが、家族との距離感というと、甘えや勝手としか思えません。
家族との距離感とは、一緒にいられる事だと思います。
そもそも人間は一人では生きていけません、誰かを頼らなければ生きてはいけません。
家族とは、その最も身近で最も小さな単位だと思います。
それなのに、必要な時だけいてほしい、必要とされるのは疎ましい、というのはあまりにも勝手です。持ちつ持たれつが、人付き合いが責務だと思います。
産まれてから育ててもらって、一人前になったら親孝行どころか一緒にいる事すら放棄、それが勝手でなくて何なのでしょうか。

とは言え確かに、介護や育児をめぐり事件が起きていることも事実です。
下手に「三世代同居」を推進すれば、今まで甘えていた「ちょうどいい距離感」がなくなり、事件は増えるかもしれません。
ですが、これは「ちょうどいい距離感」という心地いい言葉に甘え、人付き合いを放棄してきた弊害だと思います。
もちろん事件が多発してもいいはずはありません。ですが、人付き合いの構築は、最終的には今より数を減らせる抜本的な解決だと思います。


次に「丸投げしているように筆者は受け取った。」についてです。
丸投げもなにも、政府に頼る事が丸投げであって、本来各家庭の責任ではないでしょうか。
それを、(政府が)丸投げと言うと、日本は「揺り籠から墓場まで」なのかな、と思ってしまいます。


「“外注”の力が必要不可欠なときもある。」についても少し。
細かく揚げ足を取るようですが、”必要不可欠”かと言われると疑問です。
と言うのは、その”外注”の存在に甘え、それありきで全ての事を考え始めている人が大多数だと思うからです。勝手に”同居はあり得ない”という前提で、”三世代同居”をすれば”外注の力が必要不可欠”ではないかもしれない、というシミュレーションさえしていない人が多いような気がします。
それは必要ではあっても不可欠ではありません。それなしで考えて、生活が成り立たなくて始めて不可欠と言うのです。


最後に、「三世代同居」では「“子どもをふやす努力”」ができず「出生率上昇」の障害になるとしています。
これに関しては、対策をあれこれ言うより、その状況下で子沢山だったという過去の実績があります、と言うのが一番の反論だと思います。


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