母数は少ないし、対象はいい加減だし、これを調査っていわれても

若手が「将来欲しい」年収は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3707932

受け狙いのアンケート。
そもそも、母集団はどんなんだろう？。
課長といっても、中央官庁の課長みたいな、日本の代表という人もいれば、零細企業の外回り向けの、名ばかり課長もいる。
若者といっても、はて、どういう人なのでしょう？。

まあ、こんな固く考えるな、なんだろうけど、1億円なんてデータがあれば、平均値はしっかり引っ張られるわけで、理系で統計がわかる人が呼んだら、なんじゃー、でおしまい。
それで宣伝とかになるからいいのかな・・・。

世帯ごとの貯蓄額とかの調査も同じだけど、こういう場合は平均値は意味をもたない。
中央値やうまく区切って最頻値を出さないと、って思う。
レスポンスをみると、結構、真に受けている意見ばかりだけど、一人が1億円って記したら200万円の人が100人分・・・・。
説明されると、あたり前におかしいね、ってわかるんだろうけど。

なんだか、こういう記事をみると、偉い人（？）と気の毒なほどサラリーの低い人と分断しているのか、何らかの意図が感じられるなあ。

もっとも、この管理職というのもくせもので、ほんとに出世してこの程度のサラリーっていうのであれば、少なくとも大企業や一流ではないのかもしれないし、わざと低く見せるような手を使っているのかな。

でも、こういうデータをみて、なんだか、へえ？、なるほど？、って思うのも自分の勉強のためにいいのかなあ。
最低、分布をみないと何ともいえないな。