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2015年11月09日17:28

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ではどうすればいいの?

■衣服に汚物・手回らず無視…老人ホームの質、見分け方は
(朝日新聞デジタル - 11月08日 19:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3702815

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そら誰も利用者さんを排泄物塗れでほったらかしになんてしたくないさ。でも現実は…

つい今しがたトイレ誘導移乗排泄介助で無事排泄できても、30分も経たずにまたトイレの訴えがある。いざ連れて行くと今度は出ない。また30分後に大声で訴えられる。連れて行く。出ない…

これが一晩中続く。勿論夜間だと職員は大概どこの施設も1人か2人程度。それで大勢の利用者さんの面倒を見る。排泄介助が必要なのはその人だけじゃない。ベッドの上で体位変換しながらオムツを替えねばならない人もいる。其れにはどうしたって時間がかかる。

然しそれで手が離せない最中にもその人が怒鳴る。助けて!すぐ来て!施設内全体に響く様な大声で。手が離せないから止む無くこちらも「ちょっと待ってて、もうすぐ行くから」と答えるがそれが通じないし迂闊に大声になるとこれまた他の利用者さんの安眠妨害になってしまう。
(それ以前に[ちょっと待って]はSpeechLockであり拘束・虐待の範疇になるのだとか…)

自力歩行でトイレに行けるならいざ知らずそうでない人にやむなくオムツを充てると、ご丁寧にそれを外して居室内にぶちまけられる。室内は悪習漂い床上浸水。着衣も寝具も汚染される。更衣させベッドを整え掃除…其れが仕事と言われればそれまでだが、これでは他の方のお世話も出来ないし夜勤時に行うべき各種の業務も滞る(その結果毎回サービス残業。時間内に業務が終わらなかった以上残業手当=アレは本来の業務を完全にこなした上で更に多くの仕事を成そうとするから申請できるのでありそもそも上長の命令の無いそれは有得ない。本来の業務が時間内に終わらないのは己の無能の証であり寧ろ報酬カットで然るべき=なんて言語道断なのは言うまでもない)。

そして排泄がうまくいかないと当然ながら下着やパットやおむつなども汚れる。排泄物が付着した其れを身に付けさせるわけにもいかないので取り替えるとまたまた取り替えた途端に汚される。何度も何度も交換すると当然費用が掛かる。その負担はご家族にのしかかる。

となると、汚れの度合いが軽微な内は継続使用…なんてなってしまい其れが悪臭の遠因になり得る。また、トイレ自体狙いを外す人もいる(本人自覚ナシ)。こまめな掃除が必要となるが、そもそも職員の頭数が足りないから見守りを最優先するとその作業すらできなくなる。

そして排泄介助だけでも大変なところに、昼夜逆転した人が、しかも自力歩行が危ういにも拘らず居室から出て来る。転倒防止のためには間髪を入れず支えて安全確保を行わねばならない。

そら御多分に漏れずウチの職場も問題は山積みだしオレ自身まだまだ知識も技量も足りない。理想には程遠いのは言われるまでもないのは残念ながら認めざるを得ない。

でも、ではどうすれば良いの?
まずは利用者さんの見守り!と言われても同時に夥しい報告書の作成がある。今書かずに後で書け?それは暴論だと言おう。そんな後まで一々覚えていられないよ。時間軸だってずれる可能性があるし。
利用者さんの見守りの為の様々な業務があるのに、それを中断したら見守りが出来ない。

募集掛けても人は来ないし心身共に疲弊して倒れる職員も出る。公休日にも緊急出勤要請が来ることも珍しくない(本来の出勤者が急病で欠勤した交代で出勤したり利用者さんの急変に対応するためその日夜勤に入る筈だった看護職員が日中出勤したので代わりに夜勤に入ったり)。お互い生身の体である以上これは止むを得ないし、仕事に来るなと言われるより仕事に来いと言われる内が華でもあるのは確かだが、あまりにそれが続くとオレ自身効率が落ちる(夜勤明けの残業で勤務時間が18時間超えるとはっきり意識低下を自覚する。一瞬意識が飛びキーボード上の指が停まりモニタ上に意味不明の文字列が並ぶのに気付いて愕然としたことが幾度もある)。

オマエが無能なのがいけないのだ!と言われるかも知れない。確かにオレは決して有能な介護士じゃない。日々迷い悩み試行錯誤の連続で上長には呆れられているだろう。

しかしではどうすれば解決するの?
「オレはちゃんと出来たぞ。これしきの事何でお前は出来ないのだ?」
そう言ってくれる上司はしかしでは具体的にどうするのか?は何も教えてくれない。
「オレは貴方じゃない。貴方には出来る事でも経験の浅いオレには見えない判らない。どうすれば良いのか教えてよ!」
これが言えればねぇ〜…
(しかし実際話を聞いてる間にも利用者さんの応対は待ったなしで入って来るし、服薬・点眼もあるからそれも気を回さないとならない)。

何とかしなければならないのは誰に言われるまでもない。現場最前線のオレ達が切実に感じている。しかし、ではどうすれば良いのか?その模範解答はどこにあるのだろう?

その一番のしわ寄せは利用者さんとそのご家族に行ってしまう。

そして…子供叱るな来た道じゃ、年寄嗤うな行く道じゃ。

今日の若者明日の高齢者。高齢者問題、高齢者介護は誰にとっても他人事じゃない。

いずれ貴方自身もその問題に直面し、その問題の当事者になるのだから。

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