「ドイツ第四帝国の支配と崩壊 」
ヒカリランドから
「ドイツ第四帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム) 日本人に緊急警告!」
を刊行しました。(長いので「ドイツ第四帝国の支配と崩壊 」とします)
http://www.amazon.co.jp/dp/4864713170/
意外にご存じない方が多いのですが、第二次世界大戦(あるいは世界大恐慌)前の世界は「グローバリズムの世界」でした。
モノ、ヒト、カネという経営の三要素の国境を越えた移動を自由化し、世界の「国」「企業」「人」が勝ち組と負け組に分かれていったのです。
勝ち組となった「国」は、負け組の国の住民から「主権」を奪い、交易、直接投資、証券投資により、所得を継続的に吸い上げる政策を実施しました。
これこそが、帝国主義の本質です。
帝国主義とは、欧米諸国がアジア・アフリカ諸国に自由貿易やグローバリズムを押し付け、延々と所得を獲得する「システム」のことなのです。
軍事力は、あくまでアジア・アフリカ諸国の主権を奪い取ること、もしくは主権を奪われた植民地の住民の反乱を抑えることに用いられました。
帝国主義諸国にとって、植民地の住民には存在してもらう必要があります。
輸出の「市場」として、あるいは直接投資や証券投資の配当金、金利を支払う者として、植民地の住民には役目をはたしてもらわなければなりません。
帝国主義諸国は、植民地を軍事的に支配し、ときに支配は残虐の領域に達しましたが、少なくとも「住民を皆殺しにする」などということはやりませんでした。
所得を献上する者がいなくなってしまうと、帝国主義諸国側が困るのです。
ところが、唯一、植民地の住民を「最終的解決」するという形の帝国主義を実践した帝国がありました。
すなわち、ドイツ第三帝国です。
ドイツ第三帝国は「東方生存圏構想」「大ゲルマン帝国」という、人類史上最悪の誇大妄想に基づき、ポーランドに侵攻。第二次世界大戦が勃発しました。
さて、帝国主義の基本は、上記の通り、「相手国の「住民」から主権を奪い、あるいは主権を与えず、所得を継続的に吸収する仕組みを構築すること」になります。
相手国から主権を奪うためには、必ずしも軍事力を行使する必要はありません。
「国際協定」「条約」を利用する手もあるわけです。
例えば、国際協定で「関税自主権」「金融主権」「財政主権」さらには「入国管理の主権」を各国が失うと、あら不思議。
モノ、ヒト、カネの国境を越えた移動の自由化というグローバリズムが実現し、しかも協定により永続するのです。
すなわち、新帝国主義が成立するわけですが、「帝国主義」である以上、各国は勝ち組」と負け組に二分化されていきます。
勝ち組の国にとって、上記、グローバリズムが実現した「国際協定」の世界は、まことに都合がいいわけです。
お分かりでしょうが、現在のEU・ユーロ圏は、事実上、ドイツの第四帝国と化してしまっています。
特に、負け組の代表株であるギリシャは、国民投票で緊縮財政を否定したにも関わらず、結局はEU(というより、ドイツ)に従わざるを得ませんでした。
ギリシャ国民は、すでに財政主権がないも同然です。
もちろん、ユーロ・EUに加盟している以上、関税自主権、金融主権、入国管理の主権もありません。
いかがでしょうか?
現在のEU・ユーロ圏は、定義的に見ても、あるいは実体としても、ドイツの「第四帝国」と化しているのです。
というわけで、ヒカリランド「ドイツ第四帝国の支配と崩壊」、是非、ご一読下さいませ。
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