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2015年11月04日06:04

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井弥の穴と大谷1号墳

次に訪れたのは、在所は同じく真庭市下呰部にある井弥(いや)の穴。
位置的には、諏訪洞の南(備中川の下流)にあたります。
ここは観光洞窟ではなくて現役の地蔵堂なんですが、場所は一番わかりにくかったですねえ(道もちょと荒れていたり…恒例の藪こぎはしませんでしたし、古い標識もあるにはあるんですが)。
とはいえ、左のように大きな洞口からお地蔵様が祀られていて、中のように真っ暗な内部にもお地蔵様が多勢いてはりました。
奥行きは85mとのことですが、奥に行くと天井がどんどん低くなるので入っていけるのは50mくらいかしら。
荘厳な雰囲気ではありましたが、何箇所かあった落書きが珠の傷になってました。
一日の内に、四箇所も鍾乳洞を巡ったのは流石に始めてでしたが、まだもう一箇所訪問しました。

最後に訪れたのは、右の真庭市上中津井にある大谷(おおや)1号墳。
斜面を利用した五段の方墳で、全国に類例の少ない型式の7世紀後期の古墳です。
盗掘を逃れた銅剣が発掘されていて、平成20年に復元整備されたものです…予算の兼ね合いからか、コンクリートを使用していたのがちょと残念ではありました。
奈良市の頭塔・堺市の土塔・備前市の熊山遺跡と並んで、いわゆる「日本のピラミッド遺跡」の一つなんですが、横川さん曰く「三角形じゃないなんてピラミッドらしくない」とのこと…まあ、言われてみればその通りではありますが。
「ピラミッド」と言えば、エジプトよりもメソアメリカのものを思い浮かべる僕のような者は少数派だという自覚はあります。

書き忘れてましたが、備中鍾乳穴の前に昼食に寄った道の駅で、むかごとユキノシタの苗を入手しました…良食味だそうですので、根付いてくれたら良いのですが。
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