サバイバー・ダイバージェントNEO･ジョンウィック観てきたよ

■サバイバー
英国で査証審査任務に付く主人公ことミラ・ジョボビッチ。卓越した嗅覚でテロリストの渡米を防ぐ彼女に対し、業を煮やしたテロ組織から暗殺指令が下りる。レストランでの爆弾テロを生き延びた彼女は、米国大使館・英国警察両方からテロ犯の疑いを掛けられながら、単身テロリストの足取りを追う……てな筋書き。終始緊迫した雰囲気でなかなか面白かったです。どこまで本当なのか分かりませんが、米国の大使館の裏側的なものも見れて興味深いです。ただ、最後まで彼女が単独行動を強いられるのは見ていて辛いし、フィクション臭すぎます。途中で真相に気付いた米国大使館やCIAと協力体制になって組織操作でテロリストを追い詰める展開にしないと、主人公が無敵すぎるし大使館側が無能過ぎって印象が際立ってしまう。まあ主人公は、CIAエージェントじゃないかって疑われている立場なんですけど、普通の文官があんなに精神的・肉体的にタフなわけないじゃないねえ。

■ダイバージェントNEO
現代はInsurgent。シャイリーン・ウッドリーのショートカットが可愛かったです。後は特に感想とかないかな。シリーズ終了、に見えたけど原作はもっと続いているらしい。

■ジョン・ウィック
飼い犬を殺された元殺し屋ジョン・ウィック（キアヌ・リーブス）が激怒して、ロシアン・マフィアを一人で壊滅させる話。頭空っぽで楽しめます！　主人公はロシア系の殺し屋っぽいのですが、なぜか銃撃と柔道を合わせたような殺人術でとにかく殺して殺して殺しまくります。基本的にはずーっとアクションが続いて面白いのですが、ときどきキアヌ･リーブスの演技がダレるところがあって、マイナスでしたかね。寝技・絞め技で何分も掛けるのテンポ悪いし、一発でマガジンが挿せないのもこの手の映画としてはどうかと思います。暗殺者をバックアップする組織（？）についても特に説明せずチラ見せする程度で、ひょっとすると次回作以降の構想もあるのかも。なんぼでも続きが作れそうなお話ですからね、期待しています。