息子の仕事ぶりを垣間見た・・・・

昨日は、この4月に僻地の診療所に赴任した息子のところに行ってみた。
行きがけに近所の洋菓子屋で美味しい御菓子を買って持参。
天気もよく、山の緑も海の碧も良い感じ。

土曜日は午前中の診療があるということだけど、仕事終了前に到着。
とりあえず診療所のドアをあけて入ると、受付のところの看護師さんが気付いてくれた。
我々が訪問すると話していたようで、早速挨拶してと。
奥から、患者さんと話をする息子の声が聞こえる。
しばらく待っていたら、まず患者さんが出てきた。
さらに、薬をとりにか、もう一人の患者さんが。
看護師さんが、先生のご両親ですよ−、と（笑）。
患者さん（お二方ともご高齢の方々）と丁寧な会話を交わす。
なんだか変な感じ（笑）。

持参した御菓子を一緒に食べませんか、ってことになるがおばあさんは高血圧と糖尿があるからとご辞退（まあ、遠慮したのかな）。
おじいさんは遠慮されたけど、息子が出てきて、食べてもかまわんよ、ってことでお持ち帰り。
もう少しいてくれたら、庭の柿をとってくるっていわれるが、まあ、そんな時間もありませんし、お気遣いなくと。
しばらく勤務時間が終了するまで待合室で歓談し、のんびり。

のんびりとした時間が過ぎていく。看護師さんもえらくいい感じの人だな。
今日は事務の人はお休みだけどいつもこんな感じでのんびりやっているらしい。
とりあえずうまくやっているようだな。

お昼は近所に1件しかない食堂で食す。
ここでも、まあ、さすがに知られているようで、へえ、先生のご両親なんだー、ということで声をかけられる（なんだか恥ずかしいね）。
共通しているのは、へえ、お若いお父さんとお母さんなんですね、と（笑）。
まあ、まだ息子も駆け出し医者だからこんなものでしょうと。

美味しい食事をして、そこらをうろうろ。
歩いていたら、昨日歩いていた人が転んだということで車いすで患者さんを連れてきた人とお会いして、昨日の人はどうでしたか？、と（みんな知り合いのようだ）。
骨折とすぐにわかったから別の病院に付き合って搬送して、今朝骨折手術した、と。

そこらをうろうろといってもこれという観光施設があるわけでもないので、ほんとにのんびり。
来年、結婚するので、相手の話、ご両親の話とかを聞いてこれまたのんびり時間が過ぎる。
なんだか、癒やされた一日だったかな。
また、今度は早めに出てきて、そこらの遺跡くらいはまわるかね、と。

何はともあれ、赴任後半年、みなさんに期待されてうまくやっているようで安心。