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2015年10月27日23:40
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観艦式2015
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土曜日に漫画家の「小沢さとる」先生から夕飯のお誘いを受けました。
マイミクの殆どの方はご存知無いとは思いますが、’６０年代には一世を風靡した方です。
勿論、私はリアルタイム世代ではなく、単行本でファンに成りました。
それはともかく、トークショーや〜先生を囲む会みたいな一方通行ではなく、目の前に先生が居ての会話を何時間も。最も喋ってるのは殆ど小沢先生でしたけど。
とにかく仰っている内容が曖昧な点がなく明瞭です。
繰り返し「定義を明確に持つ事」、それ無しでの議論は議論では無いと。
ドイツに居た時に、酒場の論議に「日本人は『定義」を持たないから話の輪には入れない」と言われたとか。でも後々、入れてもらえるように成ったそうです。
タブレットで撮った、今描かれてる仕事も見せて頂きました。
勿論、観艦式日記にも関わる内容ですが、今は言えません。
驚いたのは、一般社会の事から政治的なものまで、認識や結論が私が考えている事と余りに合致する点でした。
違いは、私は意図的に縁をぼかして明瞭な結論にまだ至って無いのに対し、先生は綺麗にはっきりとした結論に到達している事です。
情報への貪欲さと、検証能力も老人のものではなく、まるで１０代の脳の柔軟さです。
それでいて戦争体験世代ですから、目撃・体験した話は論理的で説得力があります。
勿論、人間ですから認識には間違いもありますが、そうした事がある事も自覚されてるのは流石です。自身を決して絶対視したり神格化はしません。
なので、私はファンと書かず、「先生」と書くのです。
１０月１０日〜１８日は「観艦式」ウイークでした
最も私は最初の三日間は青森で蒸気船の臨時船員やってて留守だったのですが。
水曜日、横浜大桟橋にヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を観に行きました。
大桟橋の向こう側は豪華客船の「飛鳥�供廚任�
「ひゅうが」に比べると、明らかに二回りも大きなのが分かりますね。
「ひゅうが」に比べると「いずも」は完全に単能ヘリ空母で、それ以外の何物でもありません。
乗船下船は、車両用のランプから
「ひゅうが」がフォークリフトが通る大きさなのに対し、こちらは大型トレーラーまで対応出来る大きさ＆強度なのが分かります。
一般公開も、他の護衛艦のように舷梯（船の横の入り口に成る梯子）の所で人の流れが止まって長蛇の列に成る心配もありません。
勿論、見学はその手前で手荷物検査がありますから、横浜ではそこのキャパの関係で列が出来てしまいました。
この日は航空機用リフト（エレベーター）が点検の為に可動していなくて、飛行甲板までは上がれませんでした。
ネット上では短絡的に激怒している人も多かったようですが、私は格納庫内の防火シャッターが閉まっていて狂喜です
旗の向こうがスライド式シャッターです
外から、見るとこんな感じ。
リフト開口部の左手に見えるのが閉まってるシャッター。
私が「いずも」にこだわるのは、試験船の担当艦だったからです↓
http://
「いずも」の船体〜艤装ついては改めて日記を書く積りです。
参考に「ひゅうが」↓
http://
大桟橋から米軍瑞穂埠頭を見ると、「おおすみ」（揚陸艦）と、「ましゅう」（洋上補給艦）が居ます。
「おおすみ」は搭載するホバークラフト上陸用舟艇「LCAC」用の艦尾ランプを開いてます
大桟橋の端から。
右が「飛鳥�供廖∈犬�「いずも」。
「いずも」の向こうが保存客船「氷川丸」と横浜マリンタワーです。
「飛鳥�供廚亮蠢阿蓮屮蹈ぅ筌襯Εぅ鵐亜廚任喉�
http://
その向こうが「いずも」。
「飛鳥�供廚禄亶匳猗�で、煙突から煙が出ていますね。
左手に黄色く見えるハトバスと比べると、客船や護衛艦の大きさが分かると思います。
勿論、この後は中華街へ
翌日、陸上から観艦式予行演習を見る為に三浦半島の南端の城ヶ島灯台へ。
丁度、浦賀水道を抜けた受閲艦隊が現れました。
右（先頭）からイージス艦「あたご」、防空ミサイル艦「しまかぜ」、護衛艦「おおなみ」、同「きりさめ」、同「さみだれ」、ヘリコプター母艦「いずも」。
「さみだれ」の後ろと「いずも」の手前に見えるのは、対艦ミサイル艇です。
「おおたか」（右）「くまたか」（左）と推定。
「いずも」のアップです。
ミサイル艇は、「くまたか」（右）、「しらたか」（左）だと思われます。
事前に視界等の確認の為に飛来したと思われる「P-3C」。
「おおたか」のアップ。
こちらは「くまたか」。
遠方は海域の警戒にあたる海洋観測艦「わかさ」（推定）。
受閲艦隊が相模湾へと進みます。
「いずも」の向こうは千葉の館山です。
城ヶ島灯台に三脚持ち込んだ（私のみ例外）方々同士で和気藹々と話が弾みます
私の隣で撮影していた兄ちゃんは、ミリタリーイベント慣れしていて準備万端、航空無線も勿論完備で情報収集も完璧、この場の中心的役割と成りました。
一方、私は視力が良いので全体の状況を把握し、個艦識別して位置情報を周囲に。
船は動きが遅いので皆余裕があり、普通に観光に訪れた人達からの質問受付と解説、さらに灯台を背景とした記念撮影の対応もこの兄ちゃんと私が主に当たります。
やはり警戒に当たる多用途支援艦「えんしゅう」。
その向こう、画面中心に潜水艦「ずいりゅう」又は「こくりゅう」のどちらか。
真っ先に相模湾に突入して行く「おおたか」と「くまたか」。
右は警戒に当たる機雷戦母艦「ぶんご」（推定）。
左は内航船のタンカー。
再び「いずも」のアップ。
受閲艦隊では最後尾に成る「ましゅう」が単艦社長出勤。
いよいよ、観閲艦であるヘリコプター護衛艦「くらま」が浦賀水道を出て登場です。
この日は予行演習なので、観閲官は防衛大臣政務官です。
「くらま」に観閲官を送り届けるべく、「マーリン」ヘリコプターも現れました。
「くらま」に続いて、観閲艦隊の随伴艦も、東京湾内各地で納税者の方々を乗せて続々と水道を出て来ます。
画面中心で逆に浦賀水道に向かっているのは、大島から日の出に戻る東海汽船の水中翼船。
http://
「くらま」は航路を塞がぬよう、陸側に接近して着艦に備えます
くらまの向こうは自動車運搬船。
ヘリは着艦して要人を降ろします。
発艦後、飛行甲板は観閲官以外の来賓の観閲場所と成ります。
観艦式海域は右手方向ですが、東京湾の航路が手前が入る方向の為、「くらま」は逆の方向を向いてます。
加速した後、右に舵を切って、東京湾から出て来た向こうの航路に居る観閲艦隊に合流します。
まだ随伴艦達は隊列が揃わず、バラバラの配置です。
右端が先導艦に成る護衛艦「むらさめ」。
その後ろが「くらま」です。
隊列はまだ揃ってません。
南極観測船「しらせ」が観艦式とは無関係に東京湾を出て行きます
観閲艦隊の最後尾かと錯覚してしまいそうなタイミングですね。
話は前後しますが、少し前に「ロナルド・レーガンが出航」との情報が入りました。
その場の皆、もう今日は何でもアリですねぇ、という心境
そして背後方向から・・・・
瞬時に米空母艦載用「シーホーク」と識別。
因みに画面右端はトンボ、編隊との中間にクモ。
飛行方向からレーガンは今丁度、城ヶ島の向こう側と推測。
ジャーン
原子力空母「ロナルド・レーガン」が現れた。
護衛艦の中でもケタ外れに大きい「いずも」でさえ子供にしか見えない巨大軍艦です。
丁度正午、観閲艦隊も隊列が揃い西進開始、間もなく受閲艦隊が西からやって来て観艦式が始まるタイミングです。
レーガンには先程のヘリが既に１機着艦済み、続いて２機目がまさに着艦しようとしています。
画面左端では３機目のホセ・ヒメネスがアプローチに入っています（謎）
レーガンの右遠方はコンテナ船。
普通に観艦式海面方向を見るとこんな感じ。
私の肉眼では、むこうからやって来る受閲艦隊も見えてます。
最も、そこで何が起きてるかまでは分かりません。
観閲艦隊と受閲艦隊がいよいよすれ違います。
画面左端が漂駐している「えんしゅう」、右端が「いずも」。
双方、すれ違い中（つまり観閲中）で、陸からだと何が何だか分かりません。
完全にすれ違いました。
真ん中に「いずも」。
観閲に続いて、展示訓練の為に受閲艦隊も反転して一旦西の元の位置へ向かいますが、「いずも」は大きいのでこの段階で既に転舵に入ってます。
真ん中に「いずも」、その左に「おおすみ」、その後ろにミサイル艇の一群。
航空観閲を終えた「シーホーク」の一群。
左２機は通常の対潜型、右は救難型（塗装と尾輪の位置に注目）
海面上には潜水艦が３隻。
右から「ずいりゅう」「こくりゅう」「うずしお」（セイルの付け根で識別）
さらに掃海ヘリの「MH-53E」が。
陸自のヘリの一団も登場。
チヌーク編隊の最後尾には対戦車ヘリ「アパッチ」が。
これも観艦式とは無関係に、空自の「ハーキュリーズ」輸送機が南下。
目的地は硫黄島か？
護衛艦隊は次の展示訓練に向けて西に向かい、海外招待艦だけがそのまま東側に。
しばし小康状態と成ります。
この間、無線の兄ちゃんは、散策に来たオバチャン集団に質問攻め＆記念撮影カメラマン役
レーガンの帽子にスカジャンで背が高く、しかも爽やかなキャラクターでモテモテ。
オバチャンのレーガンに関する質問では、私が兄ちゃんの背中の刺繍を指して「真ん中が空母で、その周りが艦載機です」と。
「お兄さん動かないで！」の掛け声と共に、携帯やスマホでの背中撮影会って珍風景が出現しました
天気も良く、地元の猫も我々にすっかり慣れてこの状態
しまいにはグループでやって来た人達のシート上を根城に。
そこの女子２人は護衛艦よりこの猫にすっかり骨抜き状態なのが可笑しかったです。
灯台上は立ち入り禁止ですが、何故かデジカメ抱えた作業着姿の海上保安官が（笑）
この日は「偶然、灯台の点検」で、実際日中なのにレンズを回転させたりしてました。
職権乱用じゃありません、あくまで仕事です
無線で展示訓練が始まったのは分かりますが、具体的にはよく見えません。
ピカッと光っても、それはカメラには捕らえられないです
それでもこれはよく見えます。
祝賀部隊（招待外国艦）をエスコートする護衛艦「いかずち」。
オーストラリア海軍フリゲート艦「スチュアート」。
外国艦は観閲後そのまま東進して展示訓練には参加していません。
フランス海軍フリゲート艦「ヴァンデミエール」。
警戒に当たる護衛艦「おおよど」の両側に、観閲艦隊に向かって突進するホバークラフト型上陸用舟艇「ＬＣＡＣ」。
「ＬＣＡＣ」、艦隊に突入。
画面右端に観閲艦「くらま」、その上空に「Ｐ−１」対潜哨戒機。
対潜哨戒機「Ｐ−３Ｃ」と、米駆逐艦「ラッセン」。
「おおよど」上空は新型対潜哨戒機「Ｐ−１」。
Ｐ−１はＰ−３Ｃに比べて進行速度が速いので簡単に見分ける事が出来ます。
小はミサイル艇から、大は「いずも」まで団子状態。
ある意味、海上自衛隊以上の主役、航空自衛隊の「ブルーインパルス」登場
編隊の真下が「くらま」。
何か始まったっ
桜でした。
続いてハート。
雲があるので水平ハートで、遠いとよく分かりません。
条件が良ければ垂直方向に描かれます
これで全てのプログラムが終了、無線から防衛大臣政務官の訓示が聞こえてきます。
艦隊は帰還する為、続々と浦賀水道に向かいます。
カメラ組は無線の兄ちゃんにお礼を言って解散。
それぞれ東京湾内の思い思いのポイントへと向かいます。
私はそのまま艦隊を追って、灯台から安房崎へと岩場の海岸をダッシュ
観閲官の迎えが現れました。
「くらま」には既に一機着艦済み。
「いずも」アップ。
「くらま」から一番機が発艦。
二番機が着艦しています。
手前は海上保安庁の巡視船で、目立たぬように警戒してました。
私は他の人達とは全く違うコース、根岸線を使い艦隊を追い抜き、山手から横浜「港が見えるが丘公園」を目指します
潜水艦救難艦「ちはや」が新港埠頭へと戻ってきました。
手前に保存客船「氷川丸」、大桟橋の向こう側には豪華客船「にっぽん丸」が居ます
続いて訓練支援艦「くろべ」が。
ここでも、船ウオッチャーのオジサンや、護衛艦見物の臨時遊覧船のチラシを配ってた水上バスの職員と共に、他の観光客に解説して間を持たせます。
そして、来ましたっ
先っぽが見えるの分かりますか？
「いずも」の帰還です。
「いずも」は大きいので最後に東京湾に侵入、逆に「にっぽん丸」は出航時刻が来てしまいました。
「氷川丸」「いずも」「にっぽん丸」と一直線に並ぶ光景を見ようとした試みは瓦解
今度は「ロイヤルウイング」がディナークルーズに出航です
タグボート３艘の助けを借りて「いずも」が大桟橋に着岸です。
一方、自撮棒を持った女の子３人組が橋だけ撮って行ってしまおうとしてたので、「ホラホラ、豪華客船が出航するとこですよ」とお節介を
「いずも」は飛行甲板の照明を点灯したので、今日はここまでです
つづく。
マイミクの殆どの方はご存知無いとは思いますが、’６０年代には一世を風靡した方です。
勿論、私はリアルタイム世代ではなく、単行本でファンに成りました。
それはともかく、トークショーや〜先生を囲む会みたいな一方通行ではなく、目の前に先生が居ての会話を何時間も。最も喋ってるのは殆ど小沢先生でしたけど。
とにかく仰っている内容が曖昧な点がなく明瞭です。
繰り返し「定義を明確に持つ事」、それ無しでの議論は議論では無いと。
ドイツに居た時に、酒場の論議に「日本人は『定義」を持たないから話の輪には入れない」と言われたとか。でも後々、入れてもらえるように成ったそうです。
タブレットで撮った、今描かれてる仕事も見せて頂きました。
勿論、観艦式日記にも関わる内容ですが、今は言えません。
驚いたのは、一般社会の事から政治的なものまで、認識や結論が私が考えている事と余りに合致する点でした。
違いは、私は意図的に縁をぼかして明瞭な結論にまだ至って無いのに対し、先生は綺麗にはっきりとした結論に到達している事です。
情報への貪欲さと、検証能力も老人のものではなく、まるで１０代の脳の柔軟さです。
それでいて戦争体験世代ですから、目撃・体験した話は論理的で説得力があります。
勿論、人間ですから認識には間違いもありますが、そうした事がある事も自覚されてるのは流石です。自身を決して絶対視したり神格化はしません。
なので、私はファンと書かず、「先生」と書くのです。
１０月１０日〜１８日は「観艦式」ウイークでした
最も私は最初の三日間は青森で蒸気船の臨時船員やってて留守だったのですが。
水曜日、横浜大桟橋にヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を観に行きました。
大桟橋の向こう側は豪華客船の「飛鳥�供廚任�
「ひゅうが」に比べると、明らかに二回りも大きなのが分かりますね。
「ひゅうが」に比べると「いずも」は完全に単能ヘリ空母で、それ以外の何物でもありません。
乗船下船は、車両用のランプから
「ひゅうが」がフォークリフトが通る大きさなのに対し、こちらは大型トレーラーまで対応出来る大きさ＆強度なのが分かります。
一般公開も、他の護衛艦のように舷梯（船の横の入り口に成る梯子）の所で人の流れが止まって長蛇の列に成る心配もありません。
勿論、見学はその手前で手荷物検査がありますから、横浜ではそこのキャパの関係で列が出来てしまいました。
この日は航空機用リフト（エレベーター）が点検の為に可動していなくて、飛行甲板までは上がれませんでした。
ネット上では短絡的に激怒している人も多かったようですが、私は格納庫内の防火シャッターが閉まっていて狂喜です
旗の向こうがスライド式シャッターです
外から、見るとこんな感じ。
リフト開口部の左手に見えるのが閉まってるシャッター。
私が「いずも」にこだわるのは、試験船の担当艦だったからです↓
http://
「いずも」の船体〜艤装ついては改めて日記を書く積りです。
参考に「ひゅうが」↓
http://
大桟橋から米軍瑞穂埠頭を見ると、「おおすみ」（揚陸艦）と、「ましゅう」（洋上補給艦）が居ます。
「おおすみ」は搭載するホバークラフト上陸用舟艇「LCAC」用の艦尾ランプを開いてます
大桟橋の端から。
右が「飛鳥�供廖∈犬�「いずも」。
「いずも」の向こうが保存客船「氷川丸」と横浜マリンタワーです。
「飛鳥�供廚亮蠢阿蓮屮蹈ぅ筌襯Εぅ鵐亜廚任喉�
http://
その向こうが「いずも」。
「飛鳥�供廚禄亶匳猗�で、煙突から煙が出ていますね。
左手に黄色く見えるハトバスと比べると、客船や護衛艦の大きさが分かると思います。
勿論、この後は中華街へ
翌日、陸上から観艦式予行演習を見る為に三浦半島の南端の城ヶ島灯台へ。
丁度、浦賀水道を抜けた受閲艦隊が現れました。
右（先頭）からイージス艦「あたご」、防空ミサイル艦「しまかぜ」、護衛艦「おおなみ」、同「きりさめ」、同「さみだれ」、ヘリコプター母艦「いずも」。
「さみだれ」の後ろと「いずも」の手前に見えるのは、対艦ミサイル艇です。
「おおたか」（右）「くまたか」（左）と推定。
「いずも」のアップです。
ミサイル艇は、「くまたか」（右）、「しらたか」（左）だと思われます。
事前に視界等の確認の為に飛来したと思われる「P-3C」。
「おおたか」のアップ。
こちらは「くまたか」。
遠方は海域の警戒にあたる海洋観測艦「わかさ」（推定）。
受閲艦隊が相模湾へと進みます。
「いずも」の向こうは千葉の館山です。
城ヶ島灯台に三脚持ち込んだ（私のみ例外）方々同士で和気藹々と話が弾みます
私の隣で撮影していた兄ちゃんは、ミリタリーイベント慣れしていて準備万端、航空無線も勿論完備で情報収集も完璧、この場の中心的役割と成りました。
一方、私は視力が良いので全体の状況を把握し、個艦識別して位置情報を周囲に。
船は動きが遅いので皆余裕があり、普通に観光に訪れた人達からの質問受付と解説、さらに灯台を背景とした記念撮影の対応もこの兄ちゃんと私が主に当たります。
やはり警戒に当たる多用途支援艦「えんしゅう」。
その向こう、画面中心に潜水艦「ずいりゅう」又は「こくりゅう」のどちらか。
真っ先に相模湾に突入して行く「おおたか」と「くまたか」。
右は警戒に当たる機雷戦母艦「ぶんご」（推定）。
左は内航船のタンカー。
再び「いずも」のアップ。
受閲艦隊では最後尾に成る「ましゅう」が単艦社長出勤。
いよいよ、観閲艦であるヘリコプター護衛艦「くらま」が浦賀水道を出て登場です。
この日は予行演習なので、観閲官は防衛大臣政務官です。
「くらま」に観閲官を送り届けるべく、「マーリン」ヘリコプターも現れました。
「くらま」に続いて、観閲艦隊の随伴艦も、東京湾内各地で納税者の方々を乗せて続々と水道を出て来ます。
画面中心で逆に浦賀水道に向かっているのは、大島から日の出に戻る東海汽船の水中翼船。
http://
「くらま」は航路を塞がぬよう、陸側に接近して着艦に備えます
くらまの向こうは自動車運搬船。
ヘリは着艦して要人を降ろします。
発艦後、飛行甲板は観閲官以外の来賓の観閲場所と成ります。
観艦式海域は右手方向ですが、東京湾の航路が手前が入る方向の為、「くらま」は逆の方向を向いてます。
加速した後、右に舵を切って、東京湾から出て来た向こうの航路に居る観閲艦隊に合流します。
まだ随伴艦達は隊列が揃わず、バラバラの配置です。
右端が先導艦に成る護衛艦「むらさめ」。
その後ろが「くらま」です。
隊列はまだ揃ってません。
南極観測船「しらせ」が観艦式とは無関係に東京湾を出て行きます
観閲艦隊の最後尾かと錯覚してしまいそうなタイミングですね。
話は前後しますが、少し前に「ロナルド・レーガンが出航」との情報が入りました。
その場の皆、もう今日は何でもアリですねぇ、という心境
そして背後方向から・・・・
瞬時に米空母艦載用「シーホーク」と識別。
因みに画面右端はトンボ、編隊との中間にクモ。
飛行方向からレーガンは今丁度、城ヶ島の向こう側と推測。
ジャーン
原子力空母「ロナルド・レーガン」が現れた。
護衛艦の中でもケタ外れに大きい「いずも」でさえ子供にしか見えない巨大軍艦です。
丁度正午、観閲艦隊も隊列が揃い西進開始、間もなく受閲艦隊が西からやって来て観艦式が始まるタイミングです。
レーガンには先程のヘリが既に１機着艦済み、続いて２機目がまさに着艦しようとしています。
画面左端では３機目のホセ・ヒメネスがアプローチに入っています（謎）
レーガンの右遠方はコンテナ船。
普通に観艦式海面方向を見るとこんな感じ。
私の肉眼では、むこうからやって来る受閲艦隊も見えてます。
最も、そこで何が起きてるかまでは分かりません。
観閲艦隊と受閲艦隊がいよいよすれ違います。
画面左端が漂駐している「えんしゅう」、右端が「いずも」。
双方、すれ違い中（つまり観閲中）で、陸からだと何が何だか分かりません。
完全にすれ違いました。
真ん中に「いずも」。
観閲に続いて、展示訓練の為に受閲艦隊も反転して一旦西の元の位置へ向かいますが、「いずも」は大きいのでこの段階で既に転舵に入ってます。
真ん中に「いずも」、その左に「おおすみ」、その後ろにミサイル艇の一群。
航空観閲を終えた「シーホーク」の一群。
左２機は通常の対潜型、右は救難型（塗装と尾輪の位置に注目）
海面上には潜水艦が３隻。
右から「ずいりゅう」「こくりゅう」「うずしお」（セイルの付け根で識別）
さらに掃海ヘリの「MH-53E」が。
陸自のヘリの一団も登場。
チヌーク編隊の最後尾には対戦車ヘリ「アパッチ」が。
これも観艦式とは無関係に、空自の「ハーキュリーズ」輸送機が南下。
目的地は硫黄島か？
護衛艦隊は次の展示訓練に向けて西に向かい、海外招待艦だけがそのまま東側に。
しばし小康状態と成ります。
この間、無線の兄ちゃんは、散策に来たオバチャン集団に質問攻め＆記念撮影カメラマン役
レーガンの帽子にスカジャンで背が高く、しかも爽やかなキャラクターでモテモテ。
オバチャンのレーガンに関する質問では、私が兄ちゃんの背中の刺繍を指して「真ん中が空母で、その周りが艦載機です」と。
「お兄さん動かないで！」の掛け声と共に、携帯やスマホでの背中撮影会って珍風景が出現しました
天気も良く、地元の猫も我々にすっかり慣れてこの状態
しまいにはグループでやって来た人達のシート上を根城に。
そこの女子２人は護衛艦よりこの猫にすっかり骨抜き状態なのが可笑しかったです。
灯台上は立ち入り禁止ですが、何故かデジカメ抱えた作業着姿の海上保安官が（笑）
この日は「偶然、灯台の点検」で、実際日中なのにレンズを回転させたりしてました。
職権乱用じゃありません、あくまで仕事です
無線で展示訓練が始まったのは分かりますが、具体的にはよく見えません。
ピカッと光っても、それはカメラには捕らえられないです
それでもこれはよく見えます。
祝賀部隊（招待外国艦）をエスコートする護衛艦「いかずち」。
オーストラリア海軍フリゲート艦「スチュアート」。
外国艦は観閲後そのまま東進して展示訓練には参加していません。
フランス海軍フリゲート艦「ヴァンデミエール」。
警戒に当たる護衛艦「おおよど」の両側に、観閲艦隊に向かって突進するホバークラフト型上陸用舟艇「ＬＣＡＣ」。
「ＬＣＡＣ」、艦隊に突入。
画面右端に観閲艦「くらま」、その上空に「Ｐ−１」対潜哨戒機。
対潜哨戒機「Ｐ−３Ｃ」と、米駆逐艦「ラッセン」。
「おおよど」上空は新型対潜哨戒機「Ｐ−１」。
Ｐ−１はＰ−３Ｃに比べて進行速度が速いので簡単に見分ける事が出来ます。
小はミサイル艇から、大は「いずも」まで団子状態。
ある意味、海上自衛隊以上の主役、航空自衛隊の「ブルーインパルス」登場
編隊の真下が「くらま」。
何か始まったっ
桜でした。
続いてハート。
雲があるので水平ハートで、遠いとよく分かりません。
条件が良ければ垂直方向に描かれます
これで全てのプログラムが終了、無線から防衛大臣政務官の訓示が聞こえてきます。
艦隊は帰還する為、続々と浦賀水道に向かいます。
カメラ組は無線の兄ちゃんにお礼を言って解散。
それぞれ東京湾内の思い思いのポイントへと向かいます。
私はそのまま艦隊を追って、灯台から安房崎へと岩場の海岸をダッシュ
観閲官の迎えが現れました。
「くらま」には既に一機着艦済み。
「いずも」アップ。
「くらま」から一番機が発艦。
二番機が着艦しています。
手前は海上保安庁の巡視船で、目立たぬように警戒してました。
私は他の人達とは全く違うコース、根岸線を使い艦隊を追い抜き、山手から横浜「港が見えるが丘公園」を目指します
潜水艦救難艦「ちはや」が新港埠頭へと戻ってきました。
手前に保存客船「氷川丸」、大桟橋の向こう側には豪華客船「にっぽん丸」が居ます
続いて訓練支援艦「くろべ」が。
ここでも、船ウオッチャーのオジサンや、護衛艦見物の臨時遊覧船のチラシを配ってた水上バスの職員と共に、他の観光客に解説して間を持たせます。
そして、来ましたっ
先っぽが見えるの分かりますか？
「いずも」の帰還です。
「いずも」は大きいので最後に東京湾に侵入、逆に「にっぽん丸」は出航時刻が来てしまいました。
「氷川丸」「いずも」「にっぽん丸」と一直線に並ぶ光景を見ようとした試みは瓦解
今度は「ロイヤルウイング」がディナークルーズに出航です
タグボート３艘の助けを借りて「いずも」が大桟橋に着岸です。
一方、自撮棒を持った女の子３人組が橋だけ撮って行ってしまおうとしてたので、「ホラホラ、豪華客船が出航するとこですよ」とお節介を
「いずも」は飛行甲板の照明を点灯したので、今日はここまでです
つづく。
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