Hall & Oates＠日本武道館

19日、久々に大場所でのライブ鑑賞。
「ホワイトソウルの旗手」←　と呼ばれ、80年代に一世を風靡した男性デュオ、Hall & Oatesのジャパンツアーでした。

2人を生で観るのは初めてだったけど、遠目にはそう老け込んだようには見えませんでした。とくにJ．オーツの精悍な感じは変わっていなかった。
オープニング、「Maneater」の演奏が始まると同時に館内総立ち。武道館が満杯になっただけでも俺的には驚きなのだが、客の年齢考えたらそう物凄い騒ぎにはなるまいとたかをくくっていました。「あややや、今日はそういう会なの？」と、ちょっと慌てた

セットが進んでいくうちに、興奮が収まって、ちょっと違った雰囲気になった。
演奏が、枯れたというかレイドバックというか、ちょっとイイ感じの仕上がりで、派手にコール＆レスポンスで盛り上がるのではなく、裏で拍を取りながら身体を揺らして聴く感じになって。昔、満員で芋洗い状態のディスコがこんな風だったなぁと思ったことです。ダンスタイムは「Private Eyes」や「Maneater」、チークタイムには「Wait for Me」がかかっていた。

ステージ後半からアンコールのヒット曲連射には興奮しました。基本的に、Hall & Oatesは日本においては80年代前半にブレイクしたグループだという先入観があったので、「Sara Smile」「She's Gone」「Rich Girl」などは演奏しない可能性があると思っていました。
予想が裏切られただけでなく、オーディエンスがみんな歌詞を知っていて、一緒に歌っていたのがまた。
なんちゅうか、幸せな時間でした

パッケージが90分ちょうどと、人によっては食い足りない感があったかも。
俺的にも、「One on One」とか「Wait for Me」とか、もうちょっと聴きたい曲もあったけど、終演が早かったおかげで、帯同してくれたマイミクのjunjunさんとゆっくり飲めたし。それこそ客の年齢に配慮したプログラムだったのかも知れません。

追加公演もあるそうで、何よりです。
もう1回来日したらまた観るかどうかは、正直微妙。
90分1万円のチケットは、割高感が否めない。ハコもデカすぎ。できたら渋公とか日本青年館とか、厚生年金あたりで観たいですｗｗｗ


☆セットリスト☆

Maneater
Out Of Touch
Did It in a Minute
Say It Isn't So
You've Lost That Lovin' Feelin'
Las Vegas Turnaround
She's Gone
Sara Smile
Do What You Want, Be What You Are
I Can't Go For That (No Can Do)

Rich Girl
You Make My Dreams

Kiss On My List
Private Eyes