毎年、楽しみにしている文楽の神奈川公演に今年も行ってきました。
今年は、気づいた時はチケットの一般発売が始まっていて、いい席は売れてしまっていました。
なので、昼の部は正面だけどやや後ろの席、夜の部は前の義太夫と三味線の近く。
文楽 神奈川公演
http://www.bunraku.or.jp/pdf/chihou2015.pdf
昼の部
「団子売」(だんごうり)
「心中天網島」(しんじゅうてんのあみじま)
天満紙屋内の段
大和屋の段
道行名残りの橋づくし
夜の部
「絵本太功記」(えほんたいこうき)
夕顔棚の段
尼ヶ崎の段わt
「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)
渡し場の段
昼の部の「心中天網島」。
文楽は素晴らしく、感動したのですが、話の内容は共感には出来ない。
詳しくは、公演のパンフレットのあらすじを下さい。
妻子持ちで紙屋の主人の治兵衛は遊女の小春に入れあげる。
妻のおさんの願いを聞き入れて身を引いた小春が他の人に落籍されると聞くと、小春は命を絶つ気だと治兵衛に訴えて、家の中のものを質にいれて、小春を身受けしようとする。
私は、この治兵衛の女房のおさんに言いたい。
「こんな男のどこがいいんです?」
「どうせまた違う遊女に入れあげますよ」
「人が良いにもほどがあります」
「さっさと分かれておしまいなさい」
あんな情けない男のどこがいいんだか。
文楽はああでないと盛り上がりませんがね。
咲太夫の声の素晴らしいこと。
会場名での響き方が違います。
夜の部の日高川入相花王が面白かった。
いわゆる安珍清姫の話で、川を渡ろうと蛇になる場面。
美しい清姫の顔が、一瞬で般若になったりして、その顔にちょっと笑ったり。
昼も夜も満足な公演でした。
今度こそは、国立劇場に文楽を見に行こうと思います。
大阪に文楽を見に行くというのもいいかもしれない。
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2015年11月15日(日)
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