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2015年10月20日00:22

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ドイツ国民

ドイツの自動車企業フォルクスワーゲンが、大変な問題を引き起こしました。

アメリカの排ガス規制を潜り抜けるため、フォルクスワーゲンはディーゼル車に試験の時だけ、有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたのです。

違法に排ガス規制をクリアし、世界に販売された自動車の台数は1000万台を超えるといわれています。
不正ソフトは、検査の時だけ排ガス低減機能を稼働させる仕組みで、通常走行時の排出量は約40倍に上るというわけですから、裏切りもいいところです。

実は、フォルクスワーゲンの不正行為については、トヨタ自動車が数年前から欧州の規制当局に取り締まりを要請してしました。
理由は、トヨタのディーゼル車開発において、フォルクスワーゲンと同じ燃費や走行性能を実現すると、排ガス規制をクリアすることができなかったためです。

フォルクスワーゲンのデータは、「競合他社と比べても、不正ソフトを使わない限り説明できない値」だったそうです。

さて、川口マーン恵美先生によると、9月22日にドイツの第二テレビ(ZDF)のニュース番組に登場した経済専門家が、「我々の車が世界中で認められていたのは、安いからではなく、その高品質のせいであった。
 
今回の事件でその品質に傷がつけば、他国のメーカーが力を増す」「そうなれば、"ワンダフル!"と言いながら、他のメーカーがその隙間に入り込む。

たとえば、トヨタ!」と、トヨタを名指しで、しかも憎々しげに断定したとのことです。

別に、トヨタに限らず、日本人が「ワンダフル!」などと他人の不幸に付け込むとは思いません。
ドイツ人がそう考えるならば、実は「自分たちはそうする」からのような気がします。

また、同じく川口マーン恵美先生の「ドイツの脱原発がよくわかる本: 日本が見習ってはいけない理由」
http://www.amazon.co.jp/dp/4794221258/を読むと、ドイツ国民が日本国民以上に「感傷的」「感情的」に
脱原発に突っ走っている現実が分かります。

何となく、日本国民は「ドイツ国民は冷静で実践主義的」との印象を覚えているような気がしますが、現実は全く違うのです。

そういえば、9月4日に、例のトルコ沖で溺死したシリア人の男の子の写真が報じられた途端に、ドイツでは「難民受け入れ」の世論が沸騰しました。

世論の高まりを受け、メルケル政権が難民を大々的に受け入れ始めた結果、現在のドイツがどうなってしまったかは、ご存じの通りです。

日本国民は、そろそろ「ドイツ」に対するイメージを変えるべきなのです。

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