http://amaodq.exblog.jp/
ここには、毛丹青という53歳の親日家の講演のUチューブが17分。
この人は、昨日の読売新聞の32ページに載った、村上春樹のファンで、
25歳で、三重大学に私費留学して、お金が無くなり、
漁船に乗ったり、アルバイトをしていた。
現在は、春樹の小説に出てくる西宮に住み、
知日という中国向けの月刊誌を出している。
マンガと猫の特集が当たり、犬の特集はダメだったそうだ。
北京大学出身で、父は鋼の専門の教員、母は明時代の専門家。
このUチューブの7分目くらいに、ラーメン屋で、貧乏そうな男が
コショウと間違えて、ヨウジの入れ物をラーメンに振りかけてしまい、
そこで、中国故事の引用をしたので、びっくりしたというエピソードが出てくる。
私の全然知らない故事なので、調べたら、三国志に出てくる
諸葛孔明の策略で、霧の中で、敵を挑発して、矢を射かけさせ、
10万本の矢を船に突き刺させて入手するという話だった。
http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter16/chapter160506.htm
計算すると、15人づつ隠れた船に5千本づつ刺さったことになる。
100本の束が50束、本当だろうか?
このUチューブは、中国語と英語の字幕が出てくるので、分かり易い。
大江健三郎が、四国の山奥育ちなので、川の水の描写に感心したという
エピソードも出てくる。
その描写が素晴らしいので、作者のノーベル賞を予言したそうだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する