mixiユーザー(id:6266589)

2015年10月05日16:08

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秋晴れに雨

強い風がやんで すがすがしい気分にさせる晴天
「秋晴れとはこういう気候をいう」と辞書に書いてある説明を表した気候だった

そんな気持ちの良さを感じている時でも
悪い知らせは降ってくるのだ

いつも二人で来店する男女
仲が良く、笑顔以外見たことがないぐらいのお客様

「今日は一人」と笑顔を見せつつも
様子が違う女性

店内が落ち着いたとき
女性の口がゆっくり開いた

女性「あの人 亡くなったの。ちょうど2年前に。」(虎舞竜のロードが流れてきそう・・・)

驚きを隠せず、頭の中でこだました。
冷静を装い、確認をした。

私「旦那さんですか?」

女性「いえ、あの人旦那ではないんですよ。社長なんです。」

夫婦でないことに、さらに驚きを出してしまった。
しかも少なくても2年もの間、来店していなかったことも…。

女性の話では
社長が一番気に入っているお店だと話していたらしい
社長が亡くなってから、何度も行こうと試みたが、
なかなかたどり着けなかったと
時には辛さのあまり途中で引き返すことも・・・

そしてこの日、背負っていた荷物を下すかのように、ようやく話すことができた
あふれそうな涙をこらえながら・・・。

私は情けないことに
言葉が見つからず、相槌を打ちながら、
帰るまで見送ることしかできなかった

ご冥福をお祈りいたします
そしてまたのご来店お待ちしております
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