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2015年10月04日22:29

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右を見て左を見てもう一度右を見て渡ろうね

こどもの頃(1970年代)に疑問だったフレーズに「右を見て左を見てもう一度右を見て渡ろうね」があります。道路を横断する際の注意ですが、なぜ右を二回確認して左は一回だけでいいのでしょうか?二回確認する必要があるならば、左も二回確認した方がよさそうですし、一回でいいのなら右も一回でいいように思います。右と左で安全確認の回数が異なる理由とは?ようやくその理由に気がつきました。自動車は左側通行なので、道路を横断しようとする歩行者から見ると手前に走る自動車は右側から走ってきます。だからまず、右方向の安全確認をします。それでOKならば左側の安全確認をします。それでOKならば横断してもよさそうですが、左確認をしている間に右方向から自動車が来るかも知れないのでもう一度右方向の安全確認をして横断を開始するのです。左方向からの自動車は向こう側の車線なので、横断を開始してからの安全確認でも間に合うのです。では左を見て右を見て渡ればいいではないか、という意見もあるでしょう。そうすれば左右一回の安全確認で済むからです。しかしこれは机上の合理性でしかありません。実際の道路では自分の手前スレスレを走るのは右方向からの自動車です。見通しの悪い道路などで、右方向を確認しないで左方向を確認することはナンセンスです。左方向を確認しようとして身を乗り出したら右から来た自動車に衝突することもありえるからです。まず右を確認し、安全ならば左を確認し、もう一度右を確認して横断を開始する、というプロセスは、信号機や横断歩道が充分に整備されていない時代では最も合理的な安全確認方法だったのだと思います。
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