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2015年10月03日09:10

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TPP: アメリカの「希望」は日本の「絶望」

■TPP閣僚会合、1日延長 甘利氏「希望見えてきた」
(朝日新聞デジタル - 10月02日 10:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3644171

「希望が見えてきた」って? 一体何の希望が見えてきたというのだ。アメリカの製薬会社やバイオ企業がTPP加盟国でボロ儲けできる“希望”が見えてきたと、米国通商代表フロマンと一緒に喜んでいるのか? つくづく情けない奴である。

どの国も、オーストラリアもニュージーランドも自国の権益のために必死で戦っている。なのに最初から万歳してアメリカの隣で酌をしているのが「TPP一人負け」日本だ。

言うまでもないが、TPPが発効したら日本の食糧・医療は完全に崩壊する。日本の子供達に安全な地元の食材を食べさせるべく「地産地消」を唱えたりしたら大変である。外国企業に「輸出を妨害している」と訴えられ法外な制裁金を課される。日本の医療を支える国民皆保険も、「薬価を“不当に”(?!)安く抑えている!」「外国の保険会社の参入を妨害している!」としてアメリカ(米国では製薬会社と保険会社が連合して国を牛耳っている)に攻撃され潰されるだろう。

日本人は農薬、ホルモン剤、遺伝子組換えまみれの輸入食品を強制的に食べさせられ、バカ高い薬品を米国製薬会社の言い値で買わされる。日本の宝である国民医療保険も崩壊し、家族の誰かが重い病気になったら医療費のために家や土地を担保に借金しなければならなくなる。一家離散の憂き目にあう家庭が続出するだろう。

そのように日本人から絞り取ったカネは、ほとんど全てアメリカ(正確にはアメリカの株主)の懐に入る。

そんな悲惨な状況に陥る危険が迫っているというのに、甘利はフロマンの隣でヘラヘラ笑っているだけである。で日本のマスゴミは、「TPPが発効すればバターが安くなってケーキもお安くなりますよ〜」だとさ(日テレの女アナウンサーが引きつったように笑いながら言っていた)。胸が悪くなった。
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