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2015年09月20日08:40

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日本フィル横浜定期演奏会@310(2015.9.19)ソヌ・イェゴンのラフ3とグノーのミサ・ソレムニス

2015.9.19 於:横浜みなとみらいホール

(前半)
ラフマニノフ
 ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30

(後半)
グノー
 聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニス

(ソリストアンコール)
メンデルスゾーン(リスト編曲)
 結婚行進曲

 指揮:藤岡幸夫
 ピアノ:ソヌ・イェゴン
 ソプラノ:半田美和子
 テノール:鈴木准
 バリトン:浅井隆仁
 合唱:日本フィル協会合唱団
 コンマス:千葉清加

夏のシーズン谷間を挟んで秋のシリーズが始まりました。
配布されるチラシにはジルベスターやニューイヤーコンサートの案内が入っており季節の進行を感じます。

さて、昨日はここ数年の国際コンクールで幾つもの優勝を重ねている若手ピアニストの登場でラフマニノフの3番と、ミサ曲といいつつ娯楽性のある親しみやすいグノーの荘厳ミサでした。

ソヌ・イェゴンさんのピアノはそれこそ目が覚めるというかテクニックが冴えた名演で、更にアンコールで披露された結婚行進曲は編曲版で超絶を極める演奏でした。なんか、覚醒してどんどん惹き込まれる感じ。オケはわざとか少し柔らかめな感じでした。

後半のミサ。ミサ曲って、基本的には祈りや神様への感謝の音楽なので静かに喜びを感じるものだと思うのですが、今回はブラボーがやたら出るほどの熱演でした。曲のせいもありますが、還暦を超えたであろう団員が多い合唱団がほぼ立ちっ放しでアップテンポに歌い続けていてなんかもうよく頑張ったって感じでした。

弱音の荒さなんかはありますが、200人を超える大合唱とソリスト、パイプオルガンやハープまで入った大編成のオケが地響きのようにホールを揺るがしたかと思うと、しっとりとした緩徐楽章もあり、エンターテイメントとしては最高の音楽でした。

半田さんのソプラノ、オルガン、それから今回はオーボエが特に美しかったです。

みなさん、お疲れさまでした。
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