私自身、ブライダルのビデオ撮影は、かれこれ18年程やっていて、まあ、軽く6、700件は撮ってきて、東京やその周辺の主な会場は殆ど入ったことがありますが、私の知るところでは…。
ホテルや結婚式場に入っている撮影業社は、まず、その会場の専属業社となる為に保証金なるものを払わされます。
その額は、500万〜3000万くらい。
中にはもっと高額な金額を要求してくるところもあるようです。
その上、お客様から頂いた金額の4〜5割を会場側が取り、残りがその業社へ行き、そこからカメマンへギャラが行きます。
撮影業社は、春、秋の繁忙期だけ人手が欲しいので、固定給を払わなきゃならない社員は最少限度に抑え、外部のフリーのカメラマンへ下ろします。
撮影業社は、高額な保証金を支払い、更に売上の半分近くを取られた状態で手配するので、当然ギャラを抑えようとします。
その結果、若い経験の浅いカメラマンや、歳はいってるがブライダル撮影の経験が浅い、あるいは腕の悪いカメラマンか、場合によっては学生アルバイトにやらせざるを得なくなります。
勿論、そうゆうところばかりではありませんよ。
ちゃんと教育したり、あるいは経験値の高い、腕のいい、確かなカメラマンしか頼まないところだってたくさんあります。
ちなみに、カメラマンのギャラは、安いところでは、
機材なしで7、8千円〜1万5千円。
機材込みでも1万5千円〜2万円。
とかです。
が、はっきり言ってこの金額で、'まともな'カメラマンを確保するのは無理です。
それなりの経験と腕のいいビデオカメラマンは、東京及びその周辺だと、機材込みで3万円以上、機材なしでも2万円以上は取ります。
ちなみに、私が人に頼む場合、逆にこの金額以下で請けるようなカメラマンは、信頼できないので頼みません。
私自身は、撮影のみの場合、出来れば3万5千円+交通費は頂きたいとこではありますが…。
まあ、応相談といったところです。
で、もうお分りとは思いますが、会場に頼もうが、外部業社に頼んで持ち込もうが、結局フリーのカメラマンを多用してるので…、ということです。
が、会場に頼むと、20万だの30万だので、個人事務所や外部業社に頼むと6万〜10万くらいだったりします。
そうなると、会場側が持込禁止にしたり、何だかんだと理由をつけて、持込に規制をかけたり、高額な持込料を取ったりするのも頷けますね。
因みに、持込料は、カメラマン1人に付き5万円くらいが、相場でしょうか。
スナップ、記録ビデオ、エンドロールビデオと、3人持込むと15万ですね。
また規制については、正式な洗礼を受けた訳でもない、単なる結婚式用のチャペルにも関わらす、'神聖な場所'なのでと言う理由で、撮影禁止。
出来ても、席からハンディでしか撮れない、とか。
更に、
・送迎バスを使えない。
・入り時間前に入れない。
・外観の撮影も禁止。
・エントランスで機材の組み立て出来ない。
・クロークに荷物を預けられない。
・他のお客様と一緒にしか行動できない。だから、チャペル内や宴会場の空絵や、物撮りが出来ない。
・受付すら撮影出来ない。
・メイクシーン撮れない。
・親族紹介撮れない。
・三脚すら使えない。
・酷いところでは、客として席を設け、その席からしか撮影できない。
などなどです。
勿論、フリーのカメラマンの中にも酷いのはいますよ。
だから、それを理由に余計に規制を厳しくされたりします。
また、専属の業社に対しても、
「撮影する為にやってんじゃないんだ。」と言い、
撮らせてやってんだ的な態度で接してくるキャプテンも少なくありません。
でも、お客様は、その業社に直接支払っているのではありません。
会場側に、高額な金額を払っているんです。
また、利益追求第一で会場を作った結果、余分なスペースもなかったりして、まともな事務所や機材置き場としてのスペースを確保、提供してくれない会場も少なくありません。
それどころか、ここで書かれているように、いわゆる裏動線と呼ばれる、非常階段や通路に、物が山積みにされているところも確かにあります。
実は私も、この方同様に、防火管理者の資格を持ってますので、この記事を見過ごすことは出来ず、リンクさせて頂きました。
http://s.ameblo.jp/bsspo/entry-12074418647.html
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