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2015年09月15日00:08

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2015東北の旅16−鶴岡−2

まずは致道博物館へ。

鶴岡の歴史や文化を知る上で欠かせない施設とされています。元々は庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを博物館として公開したものです。ここに旧西田川郡役所や、多層民家、旧鶴岡警察署庁舎など、貴重な歴史的建築物が移築されています。結構見応えあります。
入場料は700円。
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しかしながら、旧鶴岡警察署庁舎が改修工事中で…。シートに覆われてしまっていて。中も見ることができなかったのは残念。→入場料割り引けよー。。。って感じ。実は、致道博物館で一番かっこいい建物なんですよねー。

まあ、旧西田川郡役所が見られたんで良しとしましょう。
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次に、大宝館へ。
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ここは入場無料です。
大正天皇の即位を記念して大正4年に建てられたものです。大正モダン...っていうのか、旧西田川郡役所と似てはいるんだけど、また違った魅力のある建物です。
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開館当初は物産陳列場、戦後は市立図書館として利用され、現在は鶴岡の偉人博物館? みたいになっています。

高山樗牛とか松森胤保って実はどんな人だかよく知らなくて…。
横綱柏戸、藤沢周平、横光利一なんかはなんとなくは知ってる人でしたが… 鶴岡に縁のある偉人て結構多いんですね。
東京都杉並区も小柴昌俊 、近衛文麿 、宮崎駿 、泉麻人 、江川紹子 、東海林さだお 、谷川俊太郎 、ねじめ正一、阿刀田高、初代若貴兄弟とか…まあいらっしゃいますが。杉並区も地域の偉人博物館作らないかなぁ。 
でも、人口比:鶴岡市=136,627人vs杉並区=549,723人…を考えても、鶴岡市って偉大な人物多いです。

次に、庄内藩校 致道館へ
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18世紀の後半、庄内藩が「学校を作って立派な人間を育て、武士たちの心の乱れを正して藩政をたてなおそう」という理念のもと建てられた学校です。1805年のものです。
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「人は生まれつき得手・不得手があるものだから、一人ひとりの優れている面を伸ばすようにしなさい」… 庄内藩主酒井家9代・酒井忠徳が言った致道館の教育方針です。
致道館では、天性の能力と自主性を重んじた教育がなされたといいます。すごく時代を先取りしていたんですね。
で、その庄内藩ですが、戊辰戦争において、会津藩と共に征討の対象となってしまいます。
確かに街の雰囲気に使ってみると、なんか鶴岡は会津(会津若松市)と同じ匂いがするっていうか、肌に感じる空気が似ている気がします。
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まあ、アカデミックな都市ですね。
実際、慶應義塾大学先端生命科学研究所とか、それを含む鶴岡タウンキャンパス (TTCK)もあるし。街歩いていても学校はなんか多い気がします。(特に小学校)あと、幼稚園も多い。
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で、幼稚園がらみで鶴岡カトリック教会 天主堂へ。
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なかなか見応えのあるかっこいい協会なんですが、付属の幼稚園がなかなか賑やかで微笑ましい雰囲気です。
見応えのある建物…って書きましたが、明治36年に建てられたもので、ロマネスク様式教会建築の傑作として国の重要文化財に指定されている、とても由緒正しいもので、その間近の幼稚園っていいなぁと思う。
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ステンドグラスが予算的に高価くて使えず…代わりにガラスに絵を挟んだものになってるんですね。「窓絵」って言うらしいんんですけど。
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それと有名な「黒いマリア像」
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この2つは国内ではこの教会でしかみられないものなのです。

大体の見どころスポットは、ここ鶴岡公園付近に集まっています。
ので、見るのにもあまり移動を必要とせず、集中して行くことができるのがちょっと嬉しい。

ただ、鶴岡駅からは結構離れています。

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