松田優作主演作品で1本選べと言われたら、人には絶対にお薦めできないけれど自分は「野獣死すべし」です。
劇場公開時に何度も見に行き、LDを買いDVDを買いBDを買ってきました。で、HDリマスターBDも買っちゃいました……。
既発売BDの画質は今イチでしたが、邦画ソフトはこんなものだよな……とあきらめていました。画質に力入れるのってアニメ関係くらいだし。今回もあまり期待せずまぁ取りあえず……と買っていたんですが、確かに良くなってました!
見比べれば暗部や色などの情報がちゃんと増えています。勿論最近のデジタル撮影の作品と違いハッキリクッキリになるわけではありません。フィルム画質の範囲で情報が増えている、ということですが。
既発売BDの音声がモノラルのみ(当時の邦画は大体モノラル)だったのが5.1chも収録されていて、セリフやBGM、効果音などが良く(聞き取り易く)なっています。この映画は音も重要なので、これは嬉しかったです。
印象に残るセリフ、シーン、BGMの数々。一から十まで説明してくれる作品と違い、見るものの解釈に任せたラスト。最初から最後まで画面上に緊張感が張りつめています。
原作とまるで違う伊達邦彦ですが、狂気を感じて見ていて不安になる演技に、初めて見た時は何だコレ?松田優作マジスゲーと思ったものです(個人の感想です)。また見たくなってきたなぁ……そんな時にはサントラCD。プレーヤーやアンプなどを変えた時には必ず最初にかけるお気に入りです。
やればできるじゃん、他の旧作邦画もこのくらいやれよ!と思う反面、松田優作主演作という売れる作品だからできた、というのも事実ですもんね。リマスター作業ってお金かかるし。クライテリオンがリマスターした米盤を購入しなくてよくなる日は来ないのだろうか……。
あ、当然「蘇る金狼」のHDリマスターBDも購入してます。
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