増税←→○○

消費税、マイナンバーで還付も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3604974

税制ってどうしてこうも国民の感情を逆撫でするようなやり方が多いのでしょうか。

国民の大半は、納税が国民の義務だという事は知っています。ですから、納得できるような税制で徴収された税金が、納得できるような用途に使われていれば、納める事そのものに異論があるわけではないと思います。
それを好き好んで、国民の感情を逆撫でするようにやっているようにさえ思えます。

まず、増税反発への対応としての還付ですが、「それなら増税するな」という気にさせられます。
それであれば、例えば所得税の扶養範囲を広げれば、それだけ働けるようになり、世帯収入が増えます。世帯収入が増えれば増税への抵抗も少なくなります。もちろん、これは共働き等で「扶養の範囲内」労働者に限られた措置になりますので、それ以外にも所得控除であるとか税率アップラインの引き上げであるとか、多くの人に対する措置も必要だと思います。
ただ、ここで言いたいのはこの方法が最良と言いたいのではなく、減税でお金をばらまくのではなく、収入増を後押しする事の方が必要ではないかと言いたいのです。

増税案に対して、諸手を挙げて喜ぶ人は少ないと思います。大半の人は、多かれ少なかれできれば増税されない方がいい、と思うと思います。
そこで、単純に増税案と一部還付案を抱き合わせるのでは、増税案の意味をなさないし、前述しましたが「それなら増税するな」と思ってしまいます。
それより、増収を促すような減税案を抱き合わせた方が、国の財政としても健全だと思うし、納税者も納得しやすいと思うのですが。