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2015年09月08日10:25

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とりぱん 東北の女性の独自の世界

「とりぱん」という漫画は、考えさせるマンガだ。
内容は、東北の日常生活をたんたんとそのまま描く。

とりのなん子さんは、独身で、このマンガで独居生活を実現する。
ご両親、兄、従姉妹、友達と、とても仲の良い人。
お兄さんがいるせいと思うが、女性でも、さっぱりとしたタッチ。

料理好きで、ビールが好き、山菜好きで、地味な暮らし。
家庭菜園、バイク(今は乗らないらしい)公園の散歩が趣味。
本は推理小説が好きらしい。
「ボートの三人男」が座右の書だそうだが、1回しか言及がない。
それでも、この本が好きという人は滅多にいないので嬉しかった。

とりのさんは、おしゃれもする人だけど、
男に媚びることは全くない人なのが不思議なくらいだ。
ちびまるこのさくらももこさんは、担当編集者と結婚し、離婚したが、
とりのさんの編集者T氏は、既婚だったのだろうか?

とりのさんは、自己実現して、自然体で生きている人なので、
私の最大の関心は そこにある。
女性で、自分の生きたいように生きるのは羨ましいことである。
ある少女は、理想の生活だと目を輝かせたらしい。

マンガは連載10年目を迎えている。
彼女はネットをやらないので、ネット上では、勝手連のとりぱんが賑わっている。
世界中から、小鳥や野生動物のエピソードが投稿され、
彼女は、それも単行本に沢山載せている。

東北人らしさ、そして、兄のいる一人娘、アラフォーらしい。
お兄さんは結婚し、甥、姪がいる。
まだ、両親の介護などは先の話である。

ナチュラリストには、シートン、ルナールがいる。

シートンは画期的な人で、独自の分野を開拓し、
インディアンの知恵、ボーイスカウトの先駆者だった。

ルナールは、平凡な身近な生き物達を 俳句のような詩にした。

とりぱんにも出てくる、伊藤若冲も独自の世界の開拓者

ターシャ テューダーや、ナショナルトラストの先駆者、
ピーター ラビットの作者ポッターも独自の世界を始めた人だ。

どの人も文章と絵の両方を使っているのが共通点。


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