「とりぱん」という漫画は、考えさせるマンガだ。
内容は、東北の日常生活をたんたんとそのまま描く。
とりのなん子さんは、独身で、このマンガで独居生活を実現する。
ご両親、兄、従姉妹、友達と、とても仲の良い人。
お兄さんがいるせいと思うが、女性でも、さっぱりとしたタッチ。
料理好きで、ビールが好き、山菜好きで、地味な暮らし。
家庭菜園、バイク(今は乗らないらしい)公園の散歩が趣味。
本は推理小説が好きらしい。
「ボートの三人男」が座右の書だそうだが、1回しか言及がない。
それでも、この本が好きという人は滅多にいないので嬉しかった。
とりのさんは、おしゃれもする人だけど、
男に媚びることは全くない人なのが不思議なくらいだ。
ちびまるこのさくらももこさんは、担当編集者と結婚し、離婚したが、
とりのさんの編集者T氏は、既婚だったのだろうか?
とりのさんは、自己実現して、自然体で生きている人なので、
私の最大の関心は そこにある。
女性で、自分の生きたいように生きるのは羨ましいことである。
ある少女は、理想の生活だと目を輝かせたらしい。
マンガは連載10年目を迎えている。
彼女はネットをやらないので、ネット上では、勝手連のとりぱんが賑わっている。
世界中から、小鳥や野生動物のエピソードが投稿され、
彼女は、それも単行本に沢山載せている。
東北人らしさ、そして、兄のいる一人娘、アラフォーらしい。
お兄さんは結婚し、甥、姪がいる。
まだ、両親の介護などは先の話である。
ナチュラリストには、シートン、ルナールがいる。
シートンは画期的な人で、独自の分野を開拓し、
インディアンの知恵、ボーイスカウトの先駆者だった。
ルナールは、平凡な身近な生き物達を 俳句のような詩にした。
とりぱんにも出てくる、伊藤若冲も独自の世界の開拓者
。
ターシャ テューダーや、ナショナルトラストの先駆者、
ピーター ラビットの作者ポッターも独自の世界を始めた人だ。
どの人も文章と絵の両方を使っているのが共通点。
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