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2015年09月05日14:59

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GNM48 始動!!

「走ることさえ奇跡」
そう言われている男がチームに帯同して練習に参加するという。
男の名前は、中山雅史。ゴン中山の名で親しまれた元日本代表サッカー選手。
日本が初めて参加したW杯フランス大会で、日本初の得点をした男。
彼は今月9月23日に48歳を迎える。

って、わけで、ゴン(G)中山(N)雅史(M)48(歳)=GNM48と勝手に命名。

身体の限界ギリギリまで、否、限界などとっくに超えてから所属クラブ(札幌)を退団。その会見では敢えて「引退」の文字を使わず「第一線を退く」と言い、現役への未練たらたらで、「『心変わりしたら、また電話しろ』と言われた」と三浦カズの声まで紹介していた。

その男が現役復帰を見据えて、アマではあれどJFLの沼津の練習に参加している・・・。


どこかのお爺さんが、あるおじさんに「もうお辞めなさい」と引退を進めるような発言をして、ちょっと話題になったことがある。40代後半、むしろ50代目前の現役サッカー選手。それでも往年のプレーは無理でも、尚、観客や他の選手に与えられるものを持ってるから現役なんだと思う。

その中に「年齢への飽くなき挑戦」が含まれていてもいい。
むしろ、世界や多競技を見渡せるなら、その挑戦は、決して孤独な戦いではなくなってる。
そればかりか、シニア部門として、高齢者とスポーツはさらに互いが歩み寄るようになっている。
何より、限界と言われる年齢を越えて活躍する選手が増えている。

GNM48の挑戦は、そうした世界の趨勢からみても、決して非現実的なものではない。
もう体が動かないと、動けなくなったとスポーツの現役から離れようとしてる人に勇気を与えるだろう。それはアマの世界へも影響を与えるだろう。

子どもたちに、リトル、リトルシニア、U-15、U-18とそれぞれのステージがあるように、歳を重ねていく者たちにも、それぞれの参加の仕方があっていい。
その姿を見て、惨めと思うか栄光と思うか、それも闘いの中で変化していくのだろう。

とにかくGNM48は、その闘いの舞台に足を乗せようとしてる。
その挑戦は無謀かもしれないが、決して無意味ではない。

彼の膝に半月板と軟骨は無いと聞くが、
彼の胸に反骨精神は燃えたぎっている。

そしてそのハートは間違いないく、私を突き動かした。
今回、彼の目指す復活は、私の久しぶりの日記復活の意欲へと繋がったのだから。

ただ、この次があるかどうかは、誰にもわからないけれど。



■ゴン中山48歳で現役復帰へ JFL沼津で練習参加
(2015年09月05日 08:12 日刊スポーツ)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3600940


 ゴン中山が、現役復帰へ第1歩を踏み出す。元日本代表FW中山雅史(47)が、JFLに所属するアスルクラロ沼津の練習に参加することが4日、分かった。12年限りでJ2札幌を退団し、第一線から退いた後、主にサッカー解説者として活躍していたが、地元・静岡のクラブからラブコールを受けて実現。古傷を抱える膝の状態を確認しながら、選手として登録する可能性を模索することになった。

 ゴン中山がピッチに戻ってくる。JFLに所属するアスルクラロ沼津の練習に、中山が参加することが決まった。公式戦など試合ではない。それでも真剣勝負の場は、札幌を退団した12年末以来約2年9カ月ぶり。その間、胸の内に秘めてきたサッカーへの燃えたぎる思いを、まずは練習でぶつける。選手登録はまだされていないが、現役復帰を見据え大きな1歩を踏み出すことになった。

 プロではないアマチュアカテゴリーだろうが関係ない。サッカーができることに意味がある。同クラブは4部リーグ相当のJFLに所属するアマチュアクラブ。ラブコールを受け、ゴン魂に火が付いた。12年12月4日、札幌での退団会見で「私、中山雅史は今シーズンをもって第一線を退くことを決めました」とあえて封印した引退の2文字。古傷を抱える両膝はすでに限界を超えていた。衰えぬハートを抑えつけ、なおも「未練タラタラ」と言ったサッカー小僧のような思いは、今も同じ。しかし現役復帰への道は、そう簡単なものではない。

 両膝にあるはずの半月板と軟骨は、もうない。医者やトレーナーから状態を見てもらう度に「走ることさえ奇跡」と言われるほどだった。「X脚」を矯正し歩き方を変えることから始まった。膝に負担をかけないために、自転車でのリハビリ。所属するマネジメント事務所の一室で1時間近くこぎ、さらに筋トレ・ストレッチを含め約3時間の運動を、毎日続けてきた。解説などで海外に行った際も、宿泊先のホテルにあるジムで汗を流した。いつか戻る日がくるときのために、リハビリを続けてきた。

 今月23日に48歳を迎える。まずは練習で膝と気持ちの状態を確認してから、選手登録の検討に入る。常人ではありえないカムバック劇は、そこからようやく現実味を帯びていく。

<ゴン中山(中山雅史)の引退後>

 ◆引退 12年12月4日、当時所属していたJ2札幌で事実上の引退会見を開いた。その場で報告したFWカズから「カムバックすると心変わりしたら電話しろよ」と言われたエピソードを披露し、将来的な再起宣言をしていた。

 ◆解説者 13年3月からサッカー解説者及び評論家として活躍。同月には「ドーハの悲劇」以来20年ぶりにカタール・ドーハを訪れた。また今年3月には、ブラインドサッカーに挑戦。テレビ朝日系列「キリトルTV」では司会を務めるなど幅広く活動。

 ◆プレー かつて一緒にプレーした選手の引退試合やチャリティーマッチには、たびたび出場してきた。最近では7月5日に鹿島の中田浩二、柳沢敦、新井場徹の合同引退試合に出場。本人の引退試合は行っていない。

 ◆W杯 14年ブラジル大会に解説者として訪れた。選手として出場した98年フランス大会、02年日韓大会以来のW杯。

 ◆指導者 JFA公認指導者B級ライセンスをすでに取得している。現在A級取得のため受講中。

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