1日の道新「安保法制 私は言いたい」より
全国自衛隊父兄会北村分会事務局長 片山進さん
自衛隊父兄会には隊員の家族らが入り、自衛隊の行事などに協力して防衛意識の向上に取り組んでいる。
ただ、安全保障関連法案をめぐっては会員に戸惑いが広がっている。
わが子、わが夫が海外で新たな任務につくかもしれないからだ。
例えば、戦闘中の他国軍への後方支援。弾薬の提供や軍用機への給油も認められる。
他国軍と一体的な武力行使と受け取られかねず、補給部隊として狙われてしまう。
前線だから危険、後方支援だから安全とはいえない。攻撃を受ければ、自衛隊員も応戦せざるをえない。そして、殺し、殺されることになる。
私は、次女が防衛事務官になったので入会したが、会員は愛する人をそうした任務で送り出すことに抵抗感がある。
自衛隊員は身をていして国民の生命と財産を守る義務がある。
ただ、それは憲法上、日本の領域内で他国からの攻撃を受けた時に限られると思う。
海外で他国軍を守るために武力を使ったり、弾薬を供与するのは憲法違反だろう。
違憲の安保法制は廃案にするのが望ましい。少なくとも国民理解は得られてはいないので、継続審議にするべきだ。
安保「強引採決阻止」で連携へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3599522
ログインしてコメントを確認・投稿する