この夏、6-7月にかけて、中元期バイトをした後は、学生並みの夏休みをとってしまいました(^^ゞ
なんとなく、夏コミにも行く気が起きず、レジャーといっても、せいぜい日帰りで山梨までぶどう狩りにいったくらいで、夏らしい夏もすごさず、それだけなら大好きなひきこもりライフ満喫!だったのですが、自分的にはこの夏、一番大きかったのは、安保法制反対のデモに参加してみたことでした。
私は、普段あまり政治的な行動をする人間ではありません。
ニュースについても、一応社会人として知っておかねばならない基本程度を押さえているつもりだけであって、特定の思想も持っていないし、ましてや、そういった組織、いわゆるプロ市民という方々(この言葉もネットではじめて知りましたが)からは、ちょっと距離をおきたい人間です。
また、デモというのものも、過去に参加経験がないわけではないですが、ちょっと苦手感がありました。
これは思想的なことではなく、単に団体行動が苦手(^^ゞということで、シュプレヒコールをあげるタイミングが上手くつかめないとか、人が多いところが苦手(コミケに行くのにためらいがでるのもそれ)とか、全くの自己都合です。
そんな私が、どうして、わざわざデモに行こうと思ったのか?
それは、ひとつは、安倍政権の唱える集団的自衛権が、自分なりにいろいろと考えて、どうしても納得いかない、多くの国民を不幸にする法案で、絶対に止めたい!と突き動かされるものがあったこと。
もうひとつは、主にネットでいろいろな情報や意見を探っているうちに、賛成派の多くのネトウヨの醜いカキコミをみて、今さらとはいえ、その心根の卑しさに接するたび、自分の中にヤツラの毒がヘドロのように蓄積して、たまらなくなったことがあります。
だから、ネットの中だけではなき、リアルに外に出て行動してみようかと思って、たまたま私が住んでいる街でデモがあるのを知って、足を運んだのがきっかけでした。
デモに意味は無い、という意見はあります。
実際に、デモだけで要求が通るとか、法案や政権が変わる、というほど、自分は夢見がちではありません。
イラク戦争も、原発再稼動も、止められなかったです。
ただ、私は、特に先日の国会前に行って、全く意味が無いとは思いませんでした。
少なくとも、私のように、普段さほど政治に興味を持たない人間が、わざわざ交通費をかけて、自分の時間を潰してデモに行く、声をあげる。
それが、多くの人たちに発信されることは、意味が全く無いとは思えないんです。
勿論、国会の12万人に満足して夏の思い出にするつもりはありません。
ただ、来週から仕事が始まって、遅番のシフト勤務なので、多分、物理的にデモに参加できる機会は減ります。
それでも、本当にわずかながら、自分が出来ることをこれからも、無理の無い形でしていきたいなと思いました。
せっかく、民主主義国家に生まれたんだから。
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