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2015年08月31日09:01

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自殺したい人と自殺する人は違う。

某所から引き取ってきた話題だけど。

「あなたが捨てた明日の命に、病気の子たちは必死の想いで繋ぎたいと思っている。」

というような内容は、ダイレクトにこれじゃないにしても、
似たような表現でよく見ますよね。
個人的にはすごく自殺を煽っているように見える。

「てめえの悩みなんて大したことじゃねえんだよ。
 病気のやつを見ろよ。あんなにつらい思いをしてるのに生きてるだろ。
 てめえの悩みは病気よりも軽いだろ?違うか?じゃあ死ぬんじゃねえよ」

と、言っているのと等価では? ちょっと底意地の悪い解釈かな。

この手の問題の難しいのは、
死ぬ死ぬ詐欺の人が実際の自殺者の600倍くらいいて
(=だいたい5人に1人、過去のアンケートで「自殺を考えたことがある人」の割合がこのくらい)、
多くの人がイメージする自殺者とは死ぬ死ぬ詐欺のほうだということだ。

だから我々は「どーせ死なねえだろう」とぞんざいな扱いが可能だし、
その自殺希望者とやらも、安直な言葉で励まされるし、
励ました方も「今の言葉正しかったのね」とか思っちゃうのかな。
場合によっては、自殺未遂まで行った人が、「俺は立ち直ったし」って感じで
多数者側に回っちゃう。

おっしゃる通り死ぬ死ぬ詐欺なんか別にほっといたって死にはしないんですよ。
(たまにやりすぎる人が実在する。「いつも通り」睡眠薬を飲みすぎて5回目に成功するような人)
問題なのはリアルに死ぬ3万人とその予備軍たちで、
彼らに「自殺は認めない。生きるべき。」なんて言ったら自殺しますよ。
冒頭の表現を借りれば、命の重さが等価であるなら、
健常な自殺者(なんだこの表現)の苦しみは病気の苦しみよりも重いということを認めるべきです。
じゃなきゃ自殺しないよ。病気の人だって自殺するわけだしね。

自殺ってある意味逃げの手段でもあるわけで、
そこまで否定してしまうとそれこそ自殺し終わるしか逃げ道がなくなる。
みんな頑張ってるんだぞ!と言い切れば言い切るほど、
もう頑張れない人は耐えきれないでしょうね。
私はうつの人への扱いは多分ぞんざいだけど、自殺者の大半がうつだと言われている割に、
世の中の人の自殺者への扱いがぞんざいすぎる気がします。

自殺を推奨してバンバン首吊れと言ってるわけじゃないんですよ。
「自殺したいほど苦しいのはわかったからちょっと待って。
 いやいや、君のためじゃない俺のために待って。
 なんかちょっと俺に考える時間を頂戴」
っていうスタンスじゃないと、自殺を止めるのは無理じゃないかなと思うんですよね。

うん、でもね、私自身も聖者じゃないんではっきり書くけど、
そこまで他人に寄り添うのは無理だけどね。
それでも、自殺が善だの悪だの認めるだの認めないだの言って相手の自殺を止めたいなら、
自殺したいという価値観を尊重しないと始まらない。
それを否定するなら自殺するまでほっといたって同じことだよ。


■中2男子転落死か=団地11階から―東京・江東
(時事通信社 - 08月30日 00:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3590437
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