ちょっと前の話になってしまうけれど、
『月曜から夜ふかし』で「株主優待券で生活する桐谷さん」が、結構な「汚部屋」に住んでいるので、『断捨離』著者のやましたひでこさんが来て、片付け指導をする、というスペシャルがあった。
で、やましたひでこさんが「これは!?いるの?いらないの」と(強い調子で)聞いて、桐谷さんが「これは…」といろいろ説明するけれど「いるかいらないかを聞いているの!」とせっついて、おおむね捨てさせる、という繰り返し。
こんな感じでした↓
http://madam-recipe.com/blog/archives/29354
で、番組内のテロップで「SとMで噛み合っているようだ」と出ていた。
夫の人と見ていて「片付け好きな人って、要するにSが多いよね」という感想で共感しあう。
そう、片付け系の本って「S」タイプの人が書いていることが多い気がする。
このやましたひでこさんはど真ん中だし、おっとりしていそうだけど、こんまりさんも根っこの部分ではそうじゃないかな、と思う。
これで思い出したことだけど、マンガ『あたしンち』の中で、母が、主婦同士でお茶しながら、新聞掲載時にはブームだったらしくて、「『断捨離』って鬼の道具の名前っぽくない?」というセリフがあり、そこから「怒っている時は物が捨てられる」という話で盛り上がるエピソードがあった。
で、片づけられない人ってMタイプ、かつ、片づけられないことに困りながらも、「物に振り回されるのが好き」なんじゃないかな、と思うわけです。自分のことも含めて。
無理やり「怒りの力」とか、「仮性のS」になって物を捨てたところで、そのあとぐったりと落ち込む、という悪影響を及ぼすのではないかな、と思う。本来不向きなことをしているわけだから。
なので、これからは「M」タイプに沿った片付け本が流行って欲しい。
「物に振り回されてもいいのよ〜」と甘やかしつつ、「でも、せっかくなら素敵な物(と書いて「ごしゅじんさま」と呼ぶ??)に振り回された方が嬉しいでしょ?」という風な。
ちょっとこのあたり、研究してみたいところ。
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